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『信仰と共に良心を』

前略、パウロ愛兄(47)2017.1.31

『信仰と共に良心を』

ローマ人への手紙2:15

「彼らはこのようにして、律法の命じる行ないが彼らの心に書かれていることを示しています。彼らの良心もいっしょになってあかしし、また、彼らの思いは互いに責め合ったり、また、弁明し合ったりしています。」

前略、パウロ愛兄

良心は、「律法の命じる行ないが彼らの心に書かれている」ことを証しするということは、律法から外れている人たちには、良心がその律法の代わりをしていると言うことです。私たちは、その良心を御言によって鍛える必要があります。ペテロ兄は、良心のことを記しています。「ただし、優しく、慎み恐れて、また、正しい良心をもって弁明しなさい。そうすれば、キリストにあるあなたがたの正しい生き方をののしる人たちが、あなたがたをそしったことで恥じ入るでしょう。」(ペテロ一3:16) 聖書に基づく正しい良心はキリスト者にとっての価値判断や知識や基準を与えてくれます。

その意味でも、聖書に基づく正しい良心は、キリスト者にとっての律法、いえ、律法以上のものです。律法は外からの規制でありますが、良心は内からの判断基準です。パウロ兄が「きよい人々には、すべてのものがきよいです。しかし、汚れた、不信仰な人々には、何一つきよいものはありません。それどころか、その知性と良心までも汚れています。」(テトス1:16)と説かれるように、良心は信仰者とともに育っていかないといけません。そのためには聖書通読と祈りと黙想が大切になります。聖霊様がそのお手伝いをしてくださいます。

今夜の学びもありがとうございました。

草々