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朝祷会全国連合  近畿ブロック大会

朝祷会全国連合  近畿ブロック大会 ~証しと祈り~

若竹と申します。よろしくお願いいたします。

まず、短くお祈りさせてください。(祈り)

愛する天のお父さま、このように小さき者が証しをさせていただきます。私のイエス様への思いが、皆様方に届きますように、全てを主がお導きください。御手にゆだね、主・イエス・キリスト様の御名により、お祈りいたします。アーメン。

私の初めての大阪朝祷会の参加は去年2016年5月9日の月曜日でした。ある牧師先生に大阪朝祷会のことを紹介していただき、ワクワクしながら大阪クリスチャンセンターに行ったことを今でも覚えています。その時は、私はまだ生駒聖書学院の通信科の学生でもあり、祈祷会に飢えていました。と言いますのも、母教会である日本イエス・キリスト教団尼崎福音教会での祈祷会は水曜日の朝10時からで、仕事を持つ私としては参加できませんでした。ですから、仕事前の早朝の祈祷会が事務所近くの玉造で毎週あるとお聞きした時には、心が躍りました。毎週月曜日朝7時から、祈祷会と食事会を合わせて1時間というコンパクトな時間設定は、9時から仕事をはじめる私にとっては、とても有難く魅力的なことでした。

月曜日は多くの社会人にとって憂鬱なブルーマンデーです。週末を楽しく過ごしての仕事始めの月曜日はなかなか足取りは重いものです。まして、クリスチャンで日曜日も一日べったり教会での奉仕活動があるとなれば、月曜日は少しゆっくりしたくなるものです。

実は私も、自営業ですが、どちらかというとブルーマンデー派でした。しかし、その気持ちが嫌で仕方ありませんでした。日曜日に恵みをいっぱいいただいているにも関わらず、月曜日に足取りが重いのは、クリスチャンとしていかがなものかと。そのこともあって逆に月曜日の早朝にある大阪朝祷会に出席すれば、何かが変わるかも知れないと思いました。はたして、大阪朝祷会に通い始めてから、月曜日が待ち遠しくて仕方なくなりました。ブルーマンデーからハッピーマンデーへと変えられたのです。真に感謝です。

日曜日の母教会での礼拝の恵みに続き、月曜日も早朝から賛美に始まり、いろいろな方の奨励や証しの恵みをうけ、ともに祈る場が与えられ、また様々な方と交わえる場と美しく楽しい独唱賛美があり、そして、なによりも祷友ができたことは私の宝とするところです。

今年3月に生駒聖書学院を卒業させていただき、7月から母教会を離れ、自営業である英語塾の狭い一室で、開拓伝道を始めさせていただいています。教会は単立で名前を「ぶどうの木キリスト教会」といいます。まだ、定まった礼拝出席者はいらっしゃいません。月曜日から土曜日までフルタイムの仕事をもつ中で、祈り会や礼拝をささげさせていただいています。

その中で、大阪朝祷会はまた特別な意味を私に与えてくれました。日曜日の礼拝や祈り会はほぼイエス様と私だけです。説教準備や説教は苦になりませんが、30年間信徒として礼拝を守らせていただいていましたので、その役目を大阪朝祷会がしてくれるようになりました。大阪朝祷会では一信徒として、礼拝をささげることができるのです。30分という短い時間ではありますけれど、私にとっては、以前にもまして、とても貴重な時間となりました。

大阪朝祷会だけでなく他の朝祷会もそうですが、カトリックとプロテスタント、またいろいろな教団教派のかたがたが集まって来られます。なぜでしょうか。それは、イエス・キリストお一人を礼拝し、そこに一致が見られるからです。イエス様を中心にして、つながれるからです。イエス様はおっしゃいました、「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。」皆さまご存知の(ヨハネ15:5)

朝祷会の皆さんは、全員、このことをご存知です。経験済みです。一人一人がイエス様につながっていれば、私たちは一致できるのです。主にあって、一つになるという豊かな実が結ばれるのです。私は信じています。朝祷会の輪が今後さまざまな形で広がっていき、クリスチャン全員がイエス様にあって、手をつなぎ、祈り、そして喜び感謝する、そういう時が、この地上でくることを。そして、今、主がその一致の門戸を開いてくださっていることを。私は嬉しいのです。そのような朝祷会に私も参加させていただいている。そして、期待をしています。主の栄光が朝祷会の上に輝き続けることを。

最後に、昨日の朝、与えられました聖句をお読みして、私の証しを終わらせていただきます。

(エレミヤ書32:37-41)以前の新改訳聖書で。少し長いですが。

「見よ。わたしは、わたしの怒りと憤(いきどお)りと、激怒とをもって散らしたすべての国々から彼らを集め、この所に帰らせ、安らかに住まわせる。彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる。わたしは、いつもわたしを恐れさせるため、彼らと彼らの後(のち)の子らの幸福のために、彼らに一つの心と一つの道を与え、わたしが彼らから離れず、彼らを幸福にするため、彼らととこしえの契約を結ぶ。わたしは、彼らがわたしから去らないようにわたしに対するおそれを彼らの心に与える。わたしは彼らを幸福にして、彼らをわたしの喜びとし、真実をもって、心を尽くし思いを尽くして、彼らをこの国に植えよう。」

証しの機会を与えてくださったイエス様と皆さまに感謝いたします。ご静聴ありがとうございました。