大阪エリム・キリスト教会
木曜日早天祈祷会(午前6時半~7時半)
7月16日
担当:若竹孝行
メッセージ:「船頭多くして」
今朝の聖書通読箇所:箴言28章〜31章
28章を交読。
中心聖句:28:2
「国に背きがあるときは、首長が多くなるが、判断力と知識のある一人の人により、安定は続く。」
●船頭多くして船山に登る
「指図するひとばかり多いため統一がとれず、かえってとんでもない方に物事が進んでゆくことにいう」
28章2節を読むと、このことわざが頭に浮かんだ。
指図する人は一人でよいということ。
逆説的に、首長が多くなると、国に背きがある、またはその可能性があるということ。
そして首長は、判断力と知識のある人、一人でいい。
一人の知恵と判断力のある首長によって、国は安定する。
●判断力と知識のある人とは?
28:4「おしえを守る者」
28:7「分別のある子はおしえを大切にする」
28:26「知恵をもって歩む者は救われる」→知恵とは神を知る
●知恵のある人、知恵を愛する人
29:8「知恵のある人たちは怒りを鎮める」
29:3「知恵を愛する人は、その父を喜ばせ」
●知恵を得るには?
28:5「主を尋ね求める者はすべてのことをわきまえる」→主を尋ね求める
●主に対して誠実さ、忠実さが必要
28:18「誠実に歩む者は救われ」
28:20「忠実な人は多くの祝福を得る」
●主を恐れは知恵のはじまり
28:14「幸いなことよ、いつも恐れる(主を恐れる)心を持つ人は」→恐れは悔い改めを導く
●主に悔い改める
28:13「告白して捨てる、(悪い心、悪を捨てる、悔い改める)者はあわれみを受ける」
告白し、悔い改める。告白し、雑念をやめる。告白して、不安になることをやめる。
不安は主を信頼していない証拠。全能の神に信頼し、雑念・不安を払拭していただく
●主を信頼する
28:25「主に拠り頼む人は豊かにされる」
29:25「主に信頼する者は高い所にかくまわれる」
●高い所とは
神に近い所、信仰の高み。
主に信頼することは、主に近づき、イエス様を通して神とひとつとなれる。
イエス様を通して、義と認められる。
●正しい者(義人)は
29:6「正しい人は声をあげて喜び歌う」→義と認められた人は主を喜び賛美する。
29:7「正しい人は弱い者のためのさばきを知っている」→おもいやりが生まれる。
●正しい、義の方は、神
30:5「神のことばは、すべて精錬されている。神は、ご自分に身を避ける者の盾。」
●「判断力と知識のある一人の人により、安定は続く」28:2
30:6「神のことばは付け足しをしてはならない。神があなたを責めて、あなたが偽り者とされないために。」
●神のことばに付け足すことは、首長が増えるということ。付け足しは悪。神からそれる惑わし。
●私たちの心の中に、また、教会において、交わりにおいて、首長を、増やしてはいけない。
イエス様が教会の頭である、牧師でも長老たちでもない。首長を多くしてはいけない。
祈り