大阪エリム・キリスト教会
木曜日早天祈祷会(午前6時半~7時)
10月1日
担当:若竹孝行
メッセージ:「聖霊に満たされよ」
今朝の聖書通読箇所:ミカ書1章〜3章
10章を交読。(新改訳2017)
中心聖句:3:7-8
「先見者たちは恥を見、占い師たちは屈辱を味わう。彼らはみな、口ひげをおおう。神の答えがないからだ。」
「しかし、私には力が満ちている。主の霊によって、公正と勇気に満ちている。ヤコブにはその背きを、イスラエルにはその罪を告げる。」
●1章~3章は「イスラエルとユダの罪に対する神の告発」
ミカは、イザヤと同時代を生きた預言者。北王国イスラエルの滅亡前の時代。アッシリアやバビロンからの圧力や恐怖によって、戦々恐々としている民たち、北王国イスラエルのみならず、南王国ユダに対しても、警告している。また、にせ預言者は、その言動によって恥を見ることになると語っている。
●報酬によって左右される「かたり」(7節)
にせ預言者の見分け方の一つは5節にあるように、得られる報酬によって語ることが異なる。報酬が良ければ、「平和があるように」と平和と繁栄が告げるが、報酬が与えられなければ、聖戦、神のための戦いが告げられ、略奪と破壊があると脅される。
牧師が、教会を資金面から支えてくれる信徒の顔色をうかがって、メッセージをしたり、教会運営をすることになれば、ミカのいうにせ預言者と同じになる。真の預言者、真のメッセンジャーは、世の圧力に左右されることがあってはならない。また、えこひいきをしてはならない。それは、「語り」ではなく、「たかり」であり金銭をまきあげる「騙り」である。
にせ預言者はいずれ、恥を見ることになり、顔をおおい、悲しむことになる。
●真の預言者には、聖霊による力がある(8節)
真の預言者であるミカには、聖霊に満たされている。聖霊に満たされていることによって、力を得ることが可能となる。詩篇28篇7節では次のように表現されている。
「主は私の力、私の盾、私の心は主に拠り頼み、私は助けられた。私の心は喜び躍り、私は歌をもって主に感謝しよう。」聖霊に満たされるとは、主に完全に信頼し拠り頼むこと。
主の霊によって満たされる時、この世に対する恐れはなくなり、勇気が満ちる。
イザヤ書43章3節
「恐れるな。わたしがあなたを贖ったからだ。」
5節
「恐れるな。わたしがあなたとともにいるからだ。」
11節
「わたし、このわたしが主であり、ほかに救い主はいない。」
そして、イエス様も次のようにおっしゃいます。
使徒の働き1章8節
「しかし、聖霊があなたがたの上に臨むとき、あなたがたは力を受けます。」
信仰によって、主を仰ぎ見、聖霊をうけ、聖霊に満たされ、平安と勇気と神の力を得させていただきましょう。
この曲でメッセージを終わります。
『主を仰ぎ見て』
主を仰ぎ見て 力を得よ
主は我が力 我が盾
主を仰ぎ見て 光を得よ
主が全てを 成し遂げられる
私にせまるどんな山も
越える力 与えてください
私が恐れず ただ主を信じ
進むことができるように
https://www.youtube.com/watch?v=TrYpqqFIYu0&feature=emb_rel_end
https://www.youtube.com/watch?v=Viar5edeGzU&feature=emb_rel_end
祈ります。
主のいのり