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メッセージ主題:『勝利を得た方』

ぶどうの木キリスト教会 小阪チャペル

礼拝シリーズ主題:『ヨハネの黙示録』

★小阪チャペルでは、献金は教会に入ってきたときに、悔いた心と共に捧げます。

●11時開会:ただいまより、2021年10月17日主日礼拝式を始めます。

賛美①:ガリラヤの風かおる丘で

https://www.youtube.com/watch?v=m8JP7fSwljo

あc賛美②:主の恵み語るは楽し

https://www.youtube.com/watch?v=_z2tNLol4jk

●使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。

主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、

十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、

天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり。

かしこより来りて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。

我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、

永遠の生命を信ず。アーメン。

賛美③:愛を伝えるために(カバー)歌詞付き - ルア・ワーシップ

https://www.youtube.com/watch?v=MR0tW7pWV8Y&list=RDGMEMMib4QpREwENw3_jAc0YgNw&index=2

賛美④:慕いまつる主なるイエスよ(聖歌557番)

https://www.youtube.com/watch?v=GpPS49ihnA4

●十戒

あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。

あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。それらを拝んではならない。    それらに仕えてはならない。

あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。

安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。

あなたの父と母を敬え。

殺してはならない。

姦淫してはならない。

盗んではならない。

あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。

あなたの隣人の家を欲しがってはならない。

【YOUTUBE配信開始】

2021時年10月17日 主日メッセージ

●聖書拝読:ヨハネの黙示録5章(新改訳聖書)

おはようございます。そして、お帰りなさい。

中心聖句:

「巻き物を開くのにも、見るのにも、ふさわしい者がだれも見つからなかったので、私は激しく泣いていた。すると、長老のひとりが、私に言った。『泣いてはいけない。見なさい。ユダ族からでたしし(獅子)、ダビデの根が勝利を得たので、その巻き物を開いて、七つの封印を解くことができます。』」(4-5)

メッセージ主題:『勝利を得た方』

できるだけ、主の言葉に耳を傾け、聞きながら黙想してみてください。「聞く」ということを大切にしてみましょう。

●メッセージ

久しぶりの長雨ですね。昨日まで夏のように暑かったのですが、この雨でずいぶんと過ごしやすくなるのではないでしょうか。雨は湿度も高くなり、低気圧になりますから、体がだるかったり、体調がおかしくなったりとしますが、恵みの雨でもあります。新聖歌420番「雨を降り注ぎ」という歌は、まことに良い歌だと思います。「雨を降り注ぎ、恵み給うと、神は愛をもて、誓い給えり」、、、これ以上歌わない方がいいですね。失礼しました。

雨でもう一つ思い出すのは、イエス様のお言葉です。

●「わたしはあなたがたに言います。自分の敵を愛し、迫害するもののために祈りなさい。それでこそ、天におられるあなたがたの父の子どもになれるのです。天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださるからです。」(マタイ5:44-45)

そして、イエス様ご自身も、正しい人のためにも正しくない人のためにも、ご自分の聖なるいのちを十字架上でささげ、すべての人の罪を赦し得る恵みを、私たちに注がれました。

そんなイエス様は、「汝の敵を愛せよ」とおっしゃいます。ここでの「愛する」とは、必ずしも敵を好きになりなさいと説いているのではありません。その後に「迫害するもののために祈りなさい」と付け加えておられます。つまり「敵を愛せよ」とは「敵のために祈りなさい」ということです。なかなか、敵のために祈ることもできない私たちですが、こう雨が降った時、一粒一粒がイエス様の敵味方を問わない恵みであり、また、それは同時に人を愛することのできない私たちへの、天の父の涙でもあることを覚えて、普段祈りに加えられていない方を、ほんの少しでも祈りに導いていただきましょう。

お祈りいたします。(日頃祈りの対象となっていない方を覚える短い時間を作る)

お祈りをそこまでにしてください。主イエス様のお名前によって、お祈りいたします。アーメン。

さて、先週は、丹健治兄弟がローマ書12章から「主が願われるクリスチャンの日常生活」と題されましてメッセージしてくださり、皆さん、恵まれた次第で、主に感謝いたします。

今朝は、ヨハネの黙示録第5章から、「勝利を得た方」と題しまして、主からのメッセージを賜ります。「勝利を得た方」とは、もちろん神の御子イエス・キリストであります。6章に「ほふられたと見える小羊が立っているのを見た」とありますが、その「ほふられたと見える小羊」がイエス様のことでございます。「ほふられたと見える」とありますから、すでにいけにえとして犠牲になった小羊であり、イエス様の復活の姿を現しています。イエス様は自ら十字架にかかり、私たちの罪の贖い、帳消しのために、聖なるいのちをささげられました。そして、三日目に死を克服して、よみがえり、永遠のいのちをもつ方とされました。その復活の時に、イエス様の十字架上での両手両足の釘の跡、また脇腹の槍の跡を、当時の弟子たちは確認しております。

ヨハネは、そのことを福音書20章27節に、イエス様の言葉を記録しております。

●「それからトマスに言われた。『あなたの指をここにつけて、わたしの手を見なさい。手を伸ばして、わたしのわきに差し入れなさい。信じない者にならないで、信じる者になりなさい。』」

イエス様は、十字架上でうけた傷のことをおっしゃっておられます。まさに「ほふられたと見える小羊」であります。

その小羊は、天の御国で、万の幾万倍、千の幾千倍の御使いたちによって、大声で、次のようにほめたたえられています。(12節)

●「ほふられた小羊は、力と、富と、知恵と、勢いと、誉れと、栄光と、賛美を受けるにふさわしい方です。」

すごいは迫力であるでしょうね。甲子園球場で、3万人のタイガースファンが勝利の雄たけびとして「六甲おろし」を歌っている、それの数万倍でありますから、天に鳴り響いているのであります。そのように賛美される方が、ほふられた小羊、イエス・キリストなのであります。私たちは、その方を信じ、主と仰いでいるのであります。なんとすばらしいことでしょう。

教会と天の御国とは、実は霊的につながっています。イエス様は次のようにおっしゃいました。

●「まことに、あなたがたに告げます。何でもあなたがたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたがたが地上で解くなら、それは天においても解かれているのです。」(マタイ18:18)

また、19節20節ではつぎのように説かれます。

●「まことに、あなたがたにもう一度告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんな時でも、地上で心を一つとして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。」

イエス様は天の御国で、父なる神さまの右に座されておられますが、イエス様の名において集まる所には、イエス様もその中におられるのです。ですから、教会と天の御国とはつながっています。ですから、わたしたちも大いに主イエス様をほめたたえようではありませんか。

今一度、お手元にある聖書のヨハネの黙示録5章12節をお開きください。いっしょに主を賛美いたしましょう。

●「ほふられた小羊は、力と、富と、知恵と、勢いと、誉れと、栄光と、賛美を受けるにふさわしい方です。」もう一度、

●「ほふられた小羊は、力と、富と、知恵と、勢いと、誉れと、栄光と、賛美を受けるにふさわしい方です。」アーメン。

突然ですが、文子さん、この箇所を韓国語で唱えていただけますか。(韓国語)アーメン。ありがとうございます。

では、イエス様は、なぜ、天の御国でこのようにほめたたえられているのでしょうか。それは、天にも、地にも、地の下にも誰一人として開いて、見ることのできなかった巻物を手にするふさわしい方がイエス様だったからです。

そのことが、今朝の中心聖句に表されています。

誰もその巻物を開くのにも、見るのにも、ふさわしい者が見つからなかったので、激しく泣いていたヨハネに対して、長老のひとりがなだめ励まします。

●「泣いてはいけない。見なさい。ユダ族からでたしし(獅子)、ダビデの根が勝利を得たので、その巻き物を開いて、七つの封印を解くことができます。」

この巻物には、7つの封印がしてあり、その封印を解いて、読むことがかなったのは、イエス様だけでした。その巻物とは、未来における神のご計画がしるされており、6章から8章にかけて、7つの封印が解かれていきます。このことに関しては、また後日お話できればと思います。

今朝の大切なことは、私たちは、光栄にも、このような勝利を得て、唯一封印を解き、巻物を読むことの許された方を信じているということであります。では、そもそもですが、イエス様は何に勝利なさったのでしょうか。それは、滅びるしかなかった私たち全員を救い出せる十字架の贖い、死からの解放、神との和解であります。

ペテロは自身の第一の手紙でそのことを証ししています。3章18節から22節までです。少し長いですが、お読みしたいと思います。皆さんも目を通してみましょう、新約聖書419ページ上段です。または、聞いていてください。

●「キリストも一度罪のために死なれました。正しい方が悪い人々の身代わりとなったのです。それは、肉においては死に渡され、霊においては生かされて、わたしたちを神のみもとに導くためでした。その霊において、キリストは捕らわれの霊たちのところに行ってみことばを述べられたのです。昔、ノアの時代に、箱舟が造られていた間、神が忍耐して待っておられたときに、従わなかった霊たちのことです。わずか八人の人々が、この箱舟の中で、水を通って救われたのです。そのことは、今あなたがたを救うバプテスマ(洗礼)をあらかじめ示した型なのです。バプテスマは肉体の汚れを取り除くものではなく、正しい良心の神への誓いであり、イエス・キリストの復活によるものです。キリストは天に上り、御使いたち、および、もろもろの権威と権力を従えて、神の右の座におられます。」

ここをベースにして、教会では、使徒信条で、キリストの死の勝利を告白します。

『主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、

十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、

天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり。』

ここに出てきます「陰府」とは、「ハデス」とも呼ばれ、死者のたましいがとどまるところとされています。この場所にイエス様が行かれ福音を宣べ伝えられたとペテロは主張し、使徒信条にそのことが反映されています。

父なる神さまは、御子イエス・キリストを復活させることで死への勝利を永遠のものとされ、イエス様は、信じる者、信じない者関係なく、死からの救いをすべての人に準備したのであります。

ですから、死からの勝利の準備はすでに整っています。あとは私たちが、イエス・キリストを信じ受け入れるという決断だけです。その決意の表れが、バプテスマ(洗礼)であります。洗礼を通して、キリストの死からの勝利にあずかります。人生において様々な困難が洪水のように押し寄せてきたとしても、私たちはすでにキリストの勝利に連なっている者でありますから、むやみやたらに恐れる必要はないのであります。天の御国での平安と喜びと賛美の永遠の時間と比べると、この世での時間はほんの少しであります。勝利者であるイエス様にすべてをおゆだねし、この短いこの世での時間を、喜びと平安と賛美で満たしていただきましょう。

教会は天の御国とつながっています。どうか、主に憩うように、この教会でも安らぎを求めてください。あなたもすでに勝利しています。

さて、天国長屋の八さん、熊さんにも登場していただきましょう。八さん、熊さん、今日の「勝利を得た方」というメッセージから、何を思わされましたか。

―――――

八: うれしいなぁ、わてらも、もう勝利を得ているか。イエス様を信じるだけで、救われて、

そのうえ、天の御国での平安やよろこびが味わえるんやから、お得やで。

熊: わては、きょうのメッセージ聞いてて、●「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。」

ちゅうみ言葉が、頭んなかぐるぐるまわってんねん。聖書のどこにあったんやかな?

八: それは、イザヤ書の41章やな。イザヤ書だけやのうて、聖書には、ぎょうさん、

「恐れるな」ちゅう言葉がでてくるさかい、励まされるわ。

熊: そやった、そやった、41章やったな。

●「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。

わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」

10節やな、これ。

でも、ぎょうさん、「恐れるな」ちゅう言葉が出て来るっちゅううことは、

それだけ、裏を返せば、「恐れてる」っちゅうことやろな。

八: やろなぁ。わてら、目に見えるもんによわい。だから、パウロはんもいいはるんや。

●「私が弱いときにこそ、私は強い。」(2コリント12:10)

熊: けど、知らんもんが聞いたら、パウロはんの強がりにしかきこえへんで。

「弱い時にこそ、強いやて。」そのうえ、「弱さを誇る」ゆうてはるやろ。

八: ちゃうがな、パウロはんの「弱さを誇る」ゆうてはるのは、

「キリストの力がおおう」さかいやで。

熊: ほな、なにか、イエス様がかわりに守ったり攻めたりしてださる、ゆうことかいな。

八: そうやん。それがいちばんてっとりばやいやないか。

イエス様は、すべてにおいての勝利者でぇ。

熊: せやなぁ。ジンベエザメの腹にぴたっとくっついているコバンザメみたいなもんか。

八: なんやねん、そりゃ。

熊: コバンザメには、口に吸盤があって、ジンベエザメにくっついて、

食べかすのおこぼれいただいたり、外敵から守られたりしてるねん。かしこいでぇ。

八: 寄らば大樹の陰やな。

熊: それ、言うんやったら、「御翼の陰」やろ。

詩篇17篇。●「私を、ひとみのように見守り、御翼の陰に私をかくまってください。」

わて、この曲も好きなんや。「Still 静まって知れ」ちゅう曲。

  牧師さん、あ、いや若さん、頼んますわ。後で流しておくんなはいな。

若: はいはい、わかりました。食事の交わり会のときにでも流します。

熊: おおきに。

―――――

八さん、熊さん、ありがとうございます。ジンベエザメにくっつくコバンザメですか。それもいいですね。けど、それやったら、私は深海アンコウのオスのようになりたい気持ちもしますね。深海アンコウのオスは、メスと比べてすごく小さくて、メスと交尾したあと離れずに、どんどんメスの一部に取り込まれてしまうんです。究極の一体化です。勝利者であるイエス様にそのように取り込まれるのもいいかなぁなんて思うんですけどね。みなさんはいかがでしょう。

さて、今から黙想の時を持ちたいと思います。どうか、今朝の学びの中で、示されたこと思わされたことをもう一度振り返ってみてください。

●黙想:詩篇98篇をお読みいたします。

黙想の前にイエス様のお言葉をご紹介いたします。ヨハネの福音書16:33です。

「わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたが、わたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあって患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」

では、黙想いたしましょう。詩篇98篇。

黙想時の曲

[Vol.25] 魂の安息を与えるCCMピアノ - クリスチャンBGM

https://www.youtube.com/watch?v=WdN8ea63Zb0

●祈り

お祈りしましょう。

ハレルヤ、主の御名を賛美いたします。今朝は、「勝利を得た方」と題されまして、あなた様からのメッセージに耳を傾けさせていただきました。どうか、わたしたちもイエス様と一心同体となって、天の御国での平安と喜びを賛美とともに味わい、ともに勝利者として歩み、かつ主の証人として、キリストを宣べ伝えるものとさせてください。どうか、あなた様からいただいた聖霊様は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と慎みとの霊ですから、私たちを常にはげまし、奮い立たせてください。

私たちの主、救い主イエス・キリストのお名前により、お祈りいたします。アーメン。

●主の祈り

天にまします我らの父よ

ねがわくは、御名をあがめさせたまえ

御国を来たらせたえ

御心の天になるごとく

地になさせたまえ

我らの日用の糧を、今日も与えたまえ

我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく

我らの罪をもゆるしたまえ

我らをこころみにあわせず

悪より救いだしたまえ

国とちからと栄えとは

限りなくなんじのものなればなり

アーメン。

【YOUTUBE配信終了】

●献金の感謝の祈り

(小阪チャペルでは、献金は教会に入ってきたときに、悔いた心と共に捧げます。)

賛美⑤:主よ終わりまで

https://www.youtube.com/watch?v=g6x2Kyf5k3Q

●祝祷

●閉会

●連絡