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メッセージ主題:『忍耐のあかし』

ぶどうの木キリスト教会 小阪チャペル

2021.12.19主日礼拝式 待降節(アドベント)第4週

★小阪チャペルでは、献金は教会に入ってきたときに、悔いた心と感謝と共に捧げます。

●午後11時開会:ただいまより、2021年12月19日主日礼拝を始めます。

賛美①:きよしこの夜(聖夜)

https://www.youtube.com/watch?v=oRHGWV-7k-s&list=PLY7HNxBjhOR_6nW2GtilvCqU3GwUtm-Ue

賛美②:契約の虹#54 しゅよみもとに

https://www.youtube.com/watch?v=b6kGc0kza1U

●使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。

主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、

十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、

天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり。

かしこより来りて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。

我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、

永遠の生命を信ず。アーメン。

賛美③:主に罪を赦され Blessed Assurance (Japanese) - Covered by Ruah Worship feat. Third Place Worship & AIM

https://www.youtube.com/watch?v=exRy7FEMd4s

賛美④:讃美歌112番「もろびとこぞりて」

https://www.youtube.com/watch?v=CjBp0etmzRU

●十戒

あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。

あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。それらを拝んではならない。    それらに仕えてはならない。

あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。

安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。

あなたの父と母を敬え。

殺してはならない。

姦淫してはならない。

盗んではならない。

あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。

あなたの隣人の家を欲しがってはならない。

【YOUTUBE配信開始】

2021年12月19日 主日礼拝メッセージ

●聖書拝読:ヨハネの黙示録13章(新改訳聖書)

中心聖句:

「とりこになるべき者は、とりこにされて行く。剣で殺す者は、自分も剣でころされなければならない。ここに聖徒の忍耐と信仰がある。」(10)

メッセージ主題:『忍耐のあかし』

改めまして、こんばんは。そして、お帰りなさい。さらに、メリークリスマス!

できるだけ、主の言葉に耳を傾け、聞きながら黙想してみてください。「聞く」ということを大切にしてみましょう。

●メッセージ

黙示録の13章では、反キリストのことが出てきます。反キリストとは、救い主イエス・キリストに偽装して、イエス様の教えに背く者であり、イエス様の恵みから人々を離そうとする者のことで、13章の1節に「獣」として表現され、また18節での666の数字が、右の手かその額に刻印されている人のことです。この666は私たちには見えないようです。クリスチャンがイエス様の側にいる人々とすれば、反キリストは悪魔の側にいる人で、1節では、その獣は海から上って来ると記されていますから、海は海外を表しますから、反キリストはユダヤ人ではなく、異邦人であり、とくにその時代のローマ系の人々とも考えられています。しかし、とにかく、反キリストは、イエス様の再臨、つまりイエス様が再び来られる時に滅ぼされます。イエス様が再び、この地上にこられる時は分かりません。しかし、分からないからこそ、いつイエス様が来られてもいいような生活をすることが大切です。

では、いつイエス様が来られてもいいような生活とは、どういう生活でしょうか。それはひと言でいうなら、「みことばに生きる」生活です。聖書には、みことばの宝庫です。ひとりひとり、大切な御言葉があるはずです。たくさんの御言葉を覚え、従うことが示された人もいれば、たった一つの御言葉に集中することを示された人もいらっしゃいます。ひとそれぞれでありますが、その人にとっての生涯の御言葉というものがあるはずであります。たとえば、私は、第一テサロニケ5章16節~19節「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。御霊を消してはなりません。」 もう皆さま、耳タコだとは思いますが。 私は、生涯を通して、この御言葉を、追及し、自分のものにしたいと思っています。

さて、今日はクリスマス夕拝であります。イエス様は、私たちを救うために、この世にお生まれくださって、33年後に十字架にかかり、イエス様の使命を全うされ、三日後に死を克服し、よみがえられ、イエス様の「救いの約束」が永遠のものとなりました。つまり、イエス・キリストを通して、全人類に永遠のいのちが与えられることとなりました。しかし、たった一つの条件があります。それは、「イエス・キリストを信じます、イエス・キリストを通して罪が赦され、永遠のいのちが与えられます」ということを告白することです。たった、それだけで、神様を天のお父様と呼べる資格が与えられます。クリスマス。このイエス様のお誕生をお祝いする日であります。

そのイエス様は、いろいろなたとえ話を弟子たちや当時の人たちに話されています。今日は「種を蒔く人」のたとえ話を紹介したいと思います。ルカの福音書8章にあります。このたとえ話はマタイの福音書13章にも、マルコの福音書4章にもあります。ルカの福音書8章4節~8節までをお読みいたします。

●「さて、大ぜいの人の群れが集まり、また方々の町からも人々がみもとにやって来たので、イエスはたとえを用いて話された。『種を蒔く人が種蒔きに出かけた。蒔いているとき、道ばたに落ちた種があった。すると、人に踏みつけられ、空の鳥がそれを食べてしまった。また、別の種は岩の上に落ち、生え出たが、水分がなかったので、枯れてしまった。また、別の種はいばらの真中に落ちた。ところが、いばらもいっしょに生え出て、それを押しふさいでしまった。また、別の種は良い地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。』」

このイエス様のたとえの「種」は「神のことば」で、最後の「良い地に落ちた種」は、『良い心でみことばを聞くと、それをしっかり守り、よく耐えて、実を結ばせる』ことができるということです。ここに「よく耐える」と出てきますが、御言葉をしっかり守るためには、忍耐が必要なのです。悪の誘惑に対する忍耐、まわりからの迫害や誹謗中傷に対する忍耐、困難苦難に対する忍耐などです。しかし、この忍耐は人間の力によるものだけではありません。神様からいただける力によって、忍耐できる、ものなのです。使徒パウロはこの神様の力の助けによる忍耐をとても大切なものであると位置づけています。ローマ人への手紙5章3節~5節です。

●「そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」

ここでお分かりのように、神様からの忍耐の力は、神様の愛なのです。神様はあらかじめ、私たちが悪魔の誘惑や、迫害や、誹謗中傷や、困難苦難があることをお分かりくださって、私たちにそれらに抵抗しる力、忍耐する力を与えてくださるのです。しかし、それはただ単に忍耐するだけではなく、神様により頼みつつ、神様にすべてをゆだねつつ、忍耐することを、私たちにおぼえさせてくださるのです。

そして、その忍耐こそが、今日のヨハネの黙示録13章10節にでてくる「キリスト者の忍耐」なのです。「クリスチャンの忍耐」は、神様が私たちを愛するがゆえに、前もってお与えくださる力によって、私たちが神様により頼み、また神様にゆだねることができるのです。そして、そのことによって、最後の審判、つまり私たちが裁かれる時に、その忍耐が大きな実である「永遠のいのち」という実を結ぶことなのです。そして、忍耐をし、主がふたたび来られるのを待ち望みつつ、イエス・キリストを証しすること、イエス・キリストを言い広めることが、あなたの隣人、あなたの家族を救うことになるのです。

クリスマス。イエス様がお生まれになられたことをお祝いする日です。イエス様は、イエス様を信じる私たちに永遠のいのちを約束されるだけではなく、再び来られる日まで、イエス様の愛の力がそそがれ、忍耐づよく主イエス・キリストを待ち望み、またイエス・キリストを証しすることを励まされるのです。また、イエス様の力を得て、私たちは忍耐できるだけでなく、イエス・キリストを周りの方々にイエス様をお伝えする勇気を与えてくださいます。

さて、今日も天国長屋の八さんと熊さんに登場していただきましょう。

―――――

八: 今日はクリスマス礼拝やのに、また難しい黙示録から御言葉を取り次がれるなんて、むちゃしはるな、若さんも。

熊: せやなぁ。普通やったら、ルカの福音書の初めをぐらいを読んで、イエス様の誕生のことについて触れるんやろうし、お誕生日のお祝いのことばも入れたりするんやろうけんどなぁ。

八: まあ、若さんは、チャレンジャーとも言えるけど、堅物やね、融通きかんお人やでぇ。さすが、血液型Aだけあるわ。

熊: さよか、若さん、血液型Aかいな。なっとくやな。あの融通のきかんのはどこからきたんやろ。

八: ひょっとしたら、神様とちゃうか。神様も融通かんでぇ。白は白、黒は黒。灰色はないんやから。人間は、男女の区別はあっても、肌の色はちごても、若くても年寄であっても、正しいものは正しい、間違っているものは間違っている。白黒はっきりさせるのが神様や。

熊: せやなぁ。だから人間は、一人残らず罪人や。赤ちゃんの時から、だーれも教えてへんのに、悪さしよる。自分を守ろうとして嘘つきはる。

八: まあ、赤ちゃんは、100パーセント自己中心やからな。遠慮なしや。お腹減ったら泣きよるし、おむつ濡れてて気持ち悪かったら泣きよる。まあ、泣くのが赤ちゃんの仕事や。

熊: 育てている方が寝不足になっていてもお構いなしや。その自己中心というのがくせもんや。

八: 神様を中心としない生活が罪なんやから、自己中心も赤ちゃんからの、年季の入った罪や。

熊: 神様は、そんな自己中の塊であるわてらに忍耐してくださる。チャンスを与えてくださる。ありがたいやないかいな。それが、イエス様や。罪の償いは死や。まったく罪のないお方であるイエス様が十字架上で犠牲となり、天の父なる神様に、わてらの罪をチャラにしてくださるために、命をささげてくださった。

八: ありがたいこっちゃで。こっちは何もせいでもええんやから。ただ、「イエス様を信じます」と告白するだけでいいんや。

熊: わて、今日のメッセージで分かったことがあるねん。●「神は愛なり」って言われるけど、その愛があれば、忍耐もできるんや。神様が忍耐の力も加えてくださる。わてら人間はずーっと神様に逆らって生きて来た。神様の忍耐もそうとうなもんやで。だから、「忍耐は愛」なんやて。

八: そうか、「忍耐は愛」やな。そう思うと、ヨハネの福音書3章6節の有名な御言葉、

●「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」の「世を愛された」を「世を忍耐した」とするとどうや。

熊: ●「「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を忍耐した。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」なんか、神さまの愛がしみじみと伝わって来るなぁ。「神は愛なり」「神は忍耐なり」「忍耐は愛なり」

八: ということは、今日のメッセージのタイトル「忍耐のあかし」は、神様の「愛のあかし」でもあるんやな。感謝やないかいな!

―――――

八さん、熊さんありがとうございます。「忍耐は愛なり」ですね。だから、神様のお働きの証しは「忍耐の証し」「愛の証し」となるんですな。みんなで礼拝後に、交わりをもって、「イエス・キリストを証しする」のもいいですね。八さん、熊さん、ありがとうございました。

では、黙想に入りたいと思います。

●黙想:詩篇37篇をお読みいたします。

黙想の前にイエス様のお言葉をご紹介いたします。ルカの福音書21:17-19です。

「わたしの名のために、みなの者に憎まれます。しかし、あなたがたの髪の毛一筋も失われることはありません。あなたがたは、忍耐によって、自分のいのちを勝ち取ることができます。」

では、黙想いたしましょう。詩篇37篇。

黙想時の曲

[Vol.25] 魂の安息を与えるCCMピアノ - クリスチャンBGM

https://www.youtube.com/watch?v=WdN8ea63Zb0

●祈り

●主の祈り

天にまします我らの父よ

ねがわくは、御名をあがめさせたまえ

御国を来たらせたえ

御心の天になるごとく

地になさせたまえ

我らの日用の糧を、今日も与えたまえ

我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく

我らの罪をもゆるしたまえ

我らをこころみにあわせず

悪より救いだしたまえ

国とちからと栄えとは

限りなくなんじのものなればなり

アーメン。

【YOUTUBE配信終了】

●聖餐式

賛美⑤:「賛美歌312番」いつくしみ深き 森山良子

https://www.youtube.com/watch?v=tjbyanYNDBs

●献金の感謝の祈り

(小阪チャペルでは、献金は教会に入ってきたときに、悔いた心と共に捧げます。)

●頌栄:新聖歌63番「父御子御霊の」

https://www.youtube.com/watch?v=0gKUQaaKTqM

●祝祷:民数記6:24-26、2コリント13:13、エペソ3:14-21

●新聖歌59「アーメン」(アーメン)Ⅶ 四唱 MIDI鍵盤によるオルガン演奏

https://www.youtube.com/watch?v=SPZdXDlscT0

●閉会

●連絡