ぶどうの木キリスト教会 小阪チャペル
2021.12.26主日礼拝式
★小阪チャペルでは、献金は教会に入ってきたときに、悔いた心と感謝と共に捧げます。
●午後11時開会:ただいまより、2021年12月26日主日礼拝式を始めます。
賛美①:「しゅのめぐみかたるはたのし」
https://www.youtube.com/watch?v=_z2tNLol4jk
賛美②:「あなたは来られた」
https://www.youtube.com/watch?v=4xejvnNkoB4
●使徒信条
我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。
我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。
主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、
十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、
天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり。
かしこより来りて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。
我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、
永遠の生命を信ず。アーメン。
賛美③:「主に罪を赦され」
https://www.youtube.com/watch?v=exRy7FEMd4s
賛美④:「神の御子にます」
https://www.youtube.com/watch?v=AGoX-Lv0dE0
●十戒
あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。
あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。それらを拝んではならない。 それらに仕えてはならない。
あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。
安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。
あなたの父と母を敬え。
殺してはならない。
姦淫してはならない。
盗んではならない。
あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。
あなたの隣人の家を欲しがってはならない。
【YOUTUBE配信開始】
2021年12月26日 主日礼拝メッセージ
●聖書拝読:ヨハネの黙示録14章(新改訳聖書)
中心聖句:
「彼らは女によって汚されたことのない人々である。彼らは童貞なのである。彼らは、小羊が行く所には、どこにでもついて行く。彼らは、神および小羊にささげられる初穂として、人々の中から贖われたのである。」(4)
メッセージ主題:『初穂として』
改めまして、おはようございます。そして、お帰りなさい。
できるだけ、主の言葉に耳を傾け、聞きながら黙想してみてください。「聞く」ということを大切にしてみましょう。
●メッセージ
昨日は、25日クリスマス当日ですが、皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか。私は、いつもの土曜日と変わらぬ一日でした。英語のレッスンがあって、おわってから、一息つき、メッセージの準備。あ、一つだけ変わったことがありました。クリスマスなので、チョコアイスのサンデーカップでクリスマスのささやかなお祝いをさせていただきました。
さて、先週の黙示録13章では、サタンとそのしもべである反キリストたちが世界を支配するときの悪の猛攻撃を表していますが、14章では、忍耐をし、希望を抱いているクリスチャンたちに、主が永遠の世界を垣間見せるところであります。13節●「今から後、主にあって死ぬ死者は幸いである。」「彼らはその労苦から解き放されて休むことができる。彼らの行ないは彼らについて行くからである。」まことに、永遠の世界は平安であることが示されています。
14章を少し初めから見て行きましょう。1節にある、「小羊」とはキリストで、「シオンの山」とはイスラエルの首都エルサレムのことです。しかし、この「シオンの山」は実際のエルサレムというよりは、霊的なエルサレムを表しているようで、地上での迫害に忍耐したクリスチャンの数が14万4000人と記されていますが、 この数字は黙示録7章4節にもでてきました。ユダヤの12部族から12000人ずつを選んだ総計で、霊的な意味でのイスラエル、すべての救われた者を示していると考えてよいでしょう。
そして、三人の御使いがでてきますが、14万4000というクリスチャングループとクリスチャンでない人々の運命を対比しています。「永遠のいのちをいただくか」それとも「神の怒りのぶどう酒を飲むか」
さて、今朝の中心聖句を見てみましょう。この14万4000グループは、「女によって汚されたことのない人々」ということですが、この「女によって汚される」とは、対女性にたいするけがれではなく、「姦淫の罪」を表しています。旧約聖書でも新約聖書でも、「姦淫」とは「偶像礼拝」のことを示しています。「偶像礼拝」はもっとも、神のきらう罪であります。そして、「彼らが童貞である」とは、「偶像礼拝」に一切かかわっていないことを示します。そして、小羊であるイエス・キリストにどこまでもついて行く。従っていく。身も心もすべてイエス様に委ねて行く。そういう人が14万4000グループの人であり、初穂として神にささげられるぐらい、神の目からみて尊い人たちのことであります。
出エジプト記には、「初穂」という表現が次のように記されています。23章19節。
●「あなたの土地の初穂の最上のものを、あなたの神、主の家に持って来なければならない。」神には、もっとも大切な物、もっとも良いものを差し出す表現としての「初穂」であります。ヤコブも次のように「初穂」という表現を用いています。1章18節。●「父はみこころのままに、真理のことばをもって私たちをお生みになりました。私たちを、いわば被造物の初穂にするためなのです。」ヤコブのいうとおり、神さまは、私たちのもっとも大切な物をささげなさい。それは私たち自身でもあり、私たちのいのちでもあります。イエス様はおっしゃいます。マタイの福音書16章24節~27節。●「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。いのちを救おうと思う者はそれを失い、わたしのためにいのちを失う者は、それを見いだすのです。人は、たとい全世界を手に入れても、まことのいのちを損じたら、何の得がありましょう。そのいのちを買い戻すのには、人はいったい何を差し出せばよいでしょう。人の子は父の栄光を帯びて、御使いたちとともに、やがて来ようとしているのです。その時には、おのおのその行ないに応じて報いをします。」イエス様は「行ないに応じて報いをします」とおっしゃいます。つまり、イエス様のためにいのちを差し出す者、人生をかけてイエス様をあかしする者は、また、「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛」する人(マタイ22:37)は、永遠のいのちが約束されるのです。それが、私たち自身をささげることであり、神さまの目からみた霊的「初穂」なのです。
そして、その初穂であり、救いにあずかる者たちは、3節でもありますように、「新しい歌を歌う」のであります。その歌は、彼らだけのものです。確かにそうです、彼ら以外、その歌を歌える場所には招かれません。天の御国での新しい歌です。では、どんな歌なのでしょうか。具体的には記されていませんが、黙示録7章では、その144000人の人たちは、白い衣を着て、大声で叫んで言います。●「救いは御座にある私たちの神にあり、小羊にある。」(10)●「アーメン。賛美と栄光と知恵と感謝と誉れと力と勢いが、永遠に私たちの神にあるように。アーメン。」(12)恐らく、このような内容のものが歌となって行くのではないでしょうか。私は、個人的にもこのような歌を聞きたいし、ともに歌いたいと思っています。そのためには、7節でもありますように、●「神を恐れ、神をあがめよ。神のさばきの時が来たからである。天と地と海と水の源を創造した方を拝め。」 また12節●「神の戒めを守り、イエスに対する信仰を持ち続ける聖徒たちの忍耐はここにある。」このような人たちが、144000人の仲間入りをするのです。先ほども申しましたが、この144000人という数字に意味をもとめること自体、あまり意味がないと思っています。救われるべき人たちのグループの名前ぐらいに考えておいてください。そのように、私は、今朝の話を進めてきています。
霊的な144000グループは、全員、もれなく、神にささげる初穂なのです。
さて、今朝も天国長屋の八さんと熊さんに登場していただきましょう。八さん、熊さんよろしくお願いいたします。
―――――
八: なんやろうなぁ、あっというまにクリスマスも過ぎてしもうた。もうちょっと余韻にひたりたいもんや、なぁ、熊さん。
熊: そやなぁ、けんど、新年、迎えるのにあと5日間しかないんやから、
さっさと、クリスマスツリーしもて、門松やなぁ。けんど、味気ないなぁ。
せっかくのイエス様の誕生日のお祝いやのに。
八: たしかになぁ、でも、わてら、毎日がクリスマスみたいなもんやないかいな、
イエス様いのちなんやから。
熊: まあ、そういわれればそうやな。毎日イエス様に感謝してるし、イエス様のこと思とるし。
八: ところで、今日の「初穂」なんやけど、わて、アブラハムの父つぁん、思い出したわ。
熊: あっ、わてもや。気が合うなぁ、わてら。
八: アブラハムは、自分を差し出せって言われたほうが、もっと楽やったやろうに。
熊: せやなぁ。やっと自分の息子を神さまからさずかったのに。
その神さまから、最愛の息子を差し出せっていわれるんやから。
悲しかった、つらかったやろなぁ。
八: 最終的には、アブラハムの父つぁんも、神さまが約束してくださった息子イサクやから、
死んでも生きる、生きて子孫を増やすにちがいない、そんな確信めいた境地に至るまで、
ずっと一人で悩んで、悩んで、神さまに訴えてたに違いないんや。
熊: 聖書には、モリヤの地にいって、三日目に、イサクを合意の上で縛って、
神さまへのいけにえにしようとするんやから。胸が張り裂けそうやったやろうな。
その間、つらかったやろうなぁ、「神さま、なんでやねん。今まで、なんだかだゆうても
ずーっとしたごうてきましたやんか。むすこ、とりあげんといてぇ、ごしょうやから。」
こんなこと、思いながらの旅やったかもしれへんなぁ。
八: 神さまを一番とする。それの試練やけど。完全なる服従って、
そう簡単にできるもんやあらへん。聖書には、そこらへんな~んも書いてへんけど、
書いてへんからゆうて、サラっとながさんといてほしいわ。
アブラハムのお父つぁん、苦渋の選択やで。
熊: それに、息子イサクも、旅の途中から分かってたやろうな。
アブラハムのお父つぁんの様子で。息子イサクも従順やった、
神さまにもアブラハムのおとっつぁんにも。
八: でも、そうそう簡単なことやなかったはずや。つらい親子旅やったんやろなぁ。
熊: けどな、その親子旅も、「行きやよいよい、帰りはつらい」の反対で、
「行きはつらいが、帰りはよいよい」や。まあ、イエス様の言葉を借りれば、
「悲しむ者は幸いです。その人は慰められるからです。」やなぁ。
まあ、聖書にはそんなことまでは、書いてあらへんけど。
八: アブラハムのお父つぁんも、息子イサクも、結局は、「初穂」やったんやなぁ。
わてらも、どんなことがあっても、神さまに喜ばれる初穂でありたいもんや。
熊: わてらは、どんな初穂になるんやろなぁ。まあ、神さまのみぞ知る、っか。
八: 心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、八方尽くして、
初穂とさせていただきましょな。
―――――
八さん、熊さん、ありがとうございます。八方尽くしての初穂ですか。パウロのだんなの心境ですね。「福音のために、八方尽くしてどんなことでもする。共に福音にあずかるためである」
どんなことがあっても、忍耐して、希望をもちつづけましょう、そして、私たちも主への初穂とさせていただきましょう。今から黙想いたします。
●黙想:詩篇51篇をお読みいたします。
黙想の前にイエス様のお言葉をご紹介いたします。マタイの福音書10:38-39です。
「自分の十字架を負ってわたしについて来ない者は、わたしにふさわしい者ではありません。自分のいのちを自分のものとした者はそれを失い、わたしのために自分のいのちを失った者は、それを自分のものとします。」
では、黙想いたしましょう。詩篇51篇。
黙想時の曲
[Vol.25] 魂の安息を与えるCCMピアノ - クリスチャンBGM
https://www.youtube.com/watch?v=WdN8ea63Zb0
●祈り
●主の祈り
天にまします我らの父よ
ねがわくは、御名をあがめさせたまえ
御国を来たらせたえ
御心の天になるごとく
地になさせたまえ
我らの日用の糧を、今日も与えたまえ
我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく
我らの罪をもゆるしたまえ
我らをこころみにあわせず
悪より救いだしたまえ
国とちからと栄えとは
限りなくなんじのものなればなり
アーメン。
【YOUTUBE配信終了】
賛美⑤:「キリストにはかえられません」
https://www.youtube.com/watch?v=aBHW3Tk01To
●献金の感謝の祈り
(小阪チャペルでは、献金は教会に入ってきたときに、悔いた心と共に捧げます。)
●頌栄:新聖歌63番「父御子御霊の」
https://www.youtube.com/watch?v=0gKUQaaKTqM
●祝祷:民数記6:24-26、2コリント13:13、エペソ3:14-21
●新聖歌59「アーメン」(アーメン)Ⅶ 四唱 MIDI鍵盤によるオルガン演奏
https://www.youtube.com/watch?v=SPZdXDlscT0
●閉会
●連絡