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メッセージ主題:『目を覚ましていなさい』

ぶどうの木キリスト教会 小阪チャペル

2022.1.9元旦礼拝式

★小阪チャペルでは、献金は教会に入ってきたときに、悔いた心と感謝と共に捧げます。

●午前11時開会:ただいまより、2022年1月9日主日礼拝式を始めます。

賛美①:「おどろくばかりの」

https://www.youtube.com/watch?v=TtLUGWwpuPM

賛美②:主はわれらの太陽

https://www.youtube.com/watch?v=ZWktcXSPVCY

●使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。

主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、

十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、

天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり。

かしこより来りて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。

我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、

永遠の生命を信ず。アーメン。

賛美③:「主を仰ぎ見て by ピアノコウジ カバー(ルア・ワーシップ)」(1月の歌)

https://www.youtube.com/watch?v=Viar5edeGzU&list=RDMM&start_radio=1&rv=chtzpOVUDWs

賛美④:「求めよ(マタイ7:7) 友里」

https://www.youtube.com/watch?v=uRno7YYDjas

●十戒

あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。

あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。それらを拝んではならない。    それらに仕えてはならない。

あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。

安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。

あなたの父と母を敬え。

殺してはならない。

姦淫してはならない。

盗んではならない。

あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。

あなたの隣人の家を欲しがってはならない。

【YOUTUBE配信開始】

2022年1月9日 新年主日礼拝メッセージ

メッセージの前に2022年の年間聖句をいっしょに唱えましょう。

ローマ人への手紙12章1b-2節

●「あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」

●聖書拝読:ヨハネの黙示録16章(新改訳聖書)

中心聖句:

「見よ。わたしは盗人のように来る。目をさまして、身に着物を着け、裸で歩く恥を人に見られないようにする者は幸いである。」(15)

メッセージ主題:『目を覚ましていなさい』

改めまして、おはようございます。そして、お帰りなさい。

できるだけ、主の言葉に耳を傾け、聞きながら黙想してみてください。「聞く」ということを大切にしてみましょう。

●メッセージ

黙示録16章には、7つの災難が記されています。7つの災難とは次の通りです。

獣の刻印を受けている者たちと獣の像を拝む者たちに、ひどい悪性の腫物。(2)

海の生物の死滅。(3)

水が血となる。(4)

太陽の火で人々が焼かれる。(8)

闇に覆われ、人々は舌を噛む。(10)

大河ユーフラテス川を涸らし、自然の防壁が壊れた。(12)

未曾有の大地震。(18)

悪性の腫物や、水が血となったり、また、カエルが登場したりするのは、出エジプト記の神がエジプトに与えられた災いを思い起こすかもしれません。また、海の生物の死滅では、黙示録8章で起こった災いが海の生物の3分の1が死んだのですが、今回は、すべて死んだことになり、最後の審判が下ってきていることを物語っています。

さて、今朝の中心聖句である、神の御言葉は第6の災いと最後の災いの間にあります。最後の最後に、神の警告ともとれるお言葉です。キリストは突然再臨します。1テサロニケ5章2節では、次のように主の日のことを描写しています。●「主の日が、夜中の盗人のように来るということは、あなたがた自身がよく承知しているからです。」たしかに私たちは、キリストの再臨は突然やってくることを知っていますが、本当にそのことを切実に思っているでしょうか。「明日があるさ」と思っていないでしょうか。いろんなことを先送りしていないでしょうか。3節では、●「人々が『平和だ、安全だ』と言っているとき」とあるように、私たちは主の再臨を待ち望んでいると言いつつも、日々の生活において、時には霊的に眠ってしまっていることはないでしょうか。中心聖句では、●「目をさまして、身に着物を着け、裸で歩く恥を人に見られないようにする者は幸いである。」とありますが、1テサロニケでは、5章6節●「ほかの人々のように眠っていないで、目を覚まして、慎み深くしていましょう。」とあります。「衣を着ている」という表現と「身を慎む」という表現は似ているものなのかもしれません。しかし、私は、「衣を着ている」という表現は、神のすべての武具を身につけるということではないのかと思うのであります。

エペソ人への手紙では、パウロはそのことを次のように表現しています。6章13節から17節。●「ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、一切を成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具を取りなさい。では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、足には平和の福音の備えをはきなさい。これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢をみな消すことができます。救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である神のことばを受け取りなさい。」

なにか、これだと分かりにくいですから、武具を身につける場所を省きますと、武具とは、真理、正義、平和の福音、信仰、救い、御霊、神のことば、であります。そして、これらを総合すると、18節になります。●「すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。」とあります。「目を覚ましている」状態は、「どんなときにも御霊によって祈っている」状態なのです。

そこで、イエス様の言葉や譬えを思い出します。マタイの福音書15章1節~13節にある「十人のむすめ」の譬え、賢い5人の乙女は油を切らさずに花婿であるキリストを待ち、愚かな5人の乙女は油がなくなってしまい、キリストに会うチャンスを逃してしまいます。また、マルコの福音書13章33節~37節では「主人の帰りを待つ門番」の譬えがあります。主人が帰ってくるときに、眠っているのを見られないように、常に目を覚ましておくことが大切です、とあります。そして、ゲッセマネの祈りのところで、イエス様は疲れて寝入ってしまった弟子たちに、「誘惑に陥らないように、目を覚まして、祈っていなさい。心は燃えていても、肉体は弱いのです。」(マタイ26章41節)とおっしゃいました。イエス様はただ単に、肉体的に疲れていることをおっしゃっておられるのではなく、霊的に燃えていても、心に隙間があって、誘惑に陥り、肉的な判断や感情によって、霊的な思考が妨げられることを注意喚起されておられるのです。イエス様は、継続的な祈り、つまり絶え間ない神様との交わりがどれだけ大切かを示しておられるのです。

私は、約10日前の12月29日、私が留学時代に知り合った、牧師家庭で育ったアメリカ人の友人と、35年ぶりに、リモートで話をしました。今まで、FBでつながっていたのですが、彼から話がしたいと持ちかけられたのです。日本時間の午後10時半、シカゴ時間の午前7時半であります。15時間の時差。休みにもかかわらず、彼は朝早くおきてスタンバイしてくださっていました。今やインターネットとは実に便利ですね。地球のどこにいてもインターネットがつながるところでは、ほとんど時差を感じることなくテレビ電話が無料で使えるのですから。お互いにいいおじさんになっていましたが、不思議ですね、35年前に一瞬に戻った感じで、親しく離し始めました。そして、彼は、次のように告白されました。『自分は今まで自分は自他ともに認める敬虔なクリスチャンであると思っていた。しかし、彼は、あるプログラムを通して、自分の日常において、主である神を中心においていない、聖書の御言葉や物語が、自らの日常と結びついていない、日常的に神との会話を行っていないことに気づかされた』と言うのです。64歳にして、やっと、聖霊の導きによって目が開かれたと喜んでいました。彼の通っている教会は1500人の礼拝者がいらっしゃるようですが、そのほとんどの方が、彼と同じように、眠ったクリスチャンで、200を超えるスモールグループがあっても、その眠っていることに気づかされることなく、日曜日の礼拝を守っていると状況を話してくれました。

アメリカの状況と日本の状況は違うかもしれません。礼拝の持ち方にも違いがありますから。しかし、今朝、神さまがお示しくださっておられることは、毎週の礼拝を欠かさず参加していても、礼拝を「ささげていない」、そのような、眠っているクリスチャンは多いのではないか、ということです。どうか、この年頭に当たり。気持ちを新たにし、聖霊様に導かれるように、私たちに、悔いるところがないかチェックしていただき、目を覚まして祈りましょう。主とつねに会話し、主の御名を賛美いたしましょう。新しくされて、2022年を歩み始めることができますよう、主が心の中心にとどまってくださるよう、祈りましょう。「目をさます」とは、主が心の中心にとどまっていてくださることなのですから。

さて、ここで、八さんと熊さんにも、登場していただきましょう。

―――――

八: 「目を覚ましていなさい」とは、いつも、神さまの方を向いている、

イエス様を心の中心において、生活している、ちゅうことなんやなぁ。

このヨハネの黙示録の最後の審判がくだる直前に「目を覚ましていなさい」って、

おっしゃるのは、「最後の最後まで、気、抜いたらあかんで」ちゅうことなんやろな。

熊: せやなぁ。大災害が起こるとき、わてら慌てふためいて、

神さまのこと忘れてしまうかもしれん。

「気、つけや」ゆうてくれてはるのかも知れんな。感謝なこっちゃ。

八: そんでな、わてらの長屋にいる、お梅ちゃん。若いけど偉いでぇ、感心するわ。

熊: なんや、急に、お梅ちゃんがどうしたんや。

八: お梅ちゃんな、いっつも、神さまと会話してはんねん。

それに歩いてる時もよう鼻歌で、賛美してはる。

熊: あ、その鼻歌わても聞いたことあるわ。お梅ちゃんとこ、犬こうてはるやろ。

犬の散歩のとき、うれしそうに鼻歌うたってるから、聞いたってん。

「お梅ちゃん、どんな鼻歌うたってんねんや」ゆうて。

そんならな、お梅ちゃん、「今新しい賛美の歌、うたってるねん」やて。

「うち、神さまになんにもささげるものがないから、

せめて、歌好きやさかい、神さまに歌ささげてんねん」

八: それにちょっとしたことでも、「主よ、神さま」ゆうて、お話ししてるわ。

感心な子やで。あの子は、いっつも、「神さまに目覚ましている」んやろな。

熊: そうやな、そんな感心な子には、お年玉あげなあかんな。

八: お金に縁のない、熊が、お年玉かいな。

熊: まあ、わてのお年玉は、お金では買えんもんや。

八: お金では買えんもん。あ、聖書の御言葉かなんか、あげようちゅうこんたんかい。

熊: あほ、お梅ちゃん、わてらより、よう御言葉知っとるわ。

八: そやったら、なにあげんねんな。

熊: 歌や、新しい賛美や。

八: 歌? 歌やったら、お梅ちゃんの方が、ようしっとるやないか。

熊: 歌は歌でも、わてのオリジナルソングや。

八: 熊がうた、作ったんかいな。

熊: はいな。2日前にできた、できたてほやほやや。短い歌やけどな。

八: んで、歌のテーマは?タイトルあるの?

熊: それはまだ考えてなかったけど、わてらの一番大切な聖書の御言葉を中心にしてんねん。

八: ということは、1テサロニケ5章のあれかいな。

熊: そや。わてのオリジナルソング聞きたい?

八: いや、遠慮しとくは。

熊: 八、そんな遠慮せんでええって。神さまにささげる歌遠慮したらあかん。

八: なんやかやいいながら、結局歌いたいんやろ。うとてみいな。

熊: しゃないな、ほな、リクエストにおこたえして。

ほんの短い曲やからな、「目、さまして」聞いといてや。

八: 耳栓したし、はようたい。

熊: ほな、いくで。♬「いつも、よろこ~びあふれ。つねにいのり、わすれ~ず。

すべてのことを、感謝、できるように、みちびきたま~え。」

八、終わったで。

八: ほとんど、みことばやないかいな。けど、なんかすぐに覚えてしまいそうやな。

熊: お梅ちゃん、このお年玉、よろこんでくれるかいな。

八: さあ、どうかな。お梅ちゃんこっちゃから、なんでも「おおきに」

ゆうてもろてくれはるわ。鼻歌するけど、耳に付く、ゆうて。

―――――

八さん、熊さん、ありがとうございます。お年玉に歌まで披露してくださり、感謝いたします。「賛美が口にとどまって、絶えることのない生活」いいですね。歌好きのお梅ちゃん、喜ばれると思いますよ。私たちも、この2022年何が起ころうとも、常に「目をさまして」主とともに歩ませていただきましょう。主を喜び、そして主に喜ばれる生活、私たち自身の生活を主へのささげ物とさせていただきましょう。

では、黙想いたします。

●黙想:詩篇41篇をお読みいたします。

黙想の前に、イエス様のお言葉をお聞きください。マタイの福音書6章6節。

「あなたは、祈るときには自分の奥まった部屋にはいりなさい。そして、戸を閉めて、隠れた所におられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。」

では、黙想いたしましょう。詩篇41篇。

黙想時の曲

[Vol.25] 魂の安息を与えるCCMピアノ - クリスチャンBGM

https://www.youtube.com/watch?v=WdN8ea63Zb0

●祈り

●主の祈り

天にまします我らの父よ

ねがわくは、御名をあがめさせたまえ

御国を来たらせたえ

御心の天になるごとく

地になさせたまえ

我らの日用の糧を、今日も与えたまえ

我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく

我らの罪をもゆるしたまえ

我らをこころみにあわせず

悪より救いだしたまえ

国とちからと栄えとは

限りなくなんじのものなればなり

アーメン。

【YOUTUBE配信終了】

聖餐式

賛美⑤:「主は良いお方」

https://www.youtube.com/watch?v=mBxIuYe1Xwk&list=RDh75j00LVVWE&index=2

●献金の感謝の祈り

(小阪チャペルでは、献金は教会に入ってきたときに、悔いた心と共に捧げます。)

●頌栄:新聖歌63番「父御子御霊の」

https://www.youtube.com/watch?v=0gKUQaaKTqM

●祝祷:民数記6:24-26、2コリント13:13、エペソ3:14-21

●新聖歌59「アーメン」(アーメン)Ⅶ 四唱 MIDI鍵盤によるオルガン演奏

https://www.youtube.com/watch?v=SPZdXDlscT0

●閉会

●連絡