ぶどうの木キリスト教会 小阪チャペル
2022.8.28主日礼拝式
(しばらく夕拝だけとさせていただきます。夕拝のあと、軽く愛餐の時をもちます。)
●午後5時開会:ただいまより、2022年8月28日主日礼拝式を始めます。
礼拝は、私たち自身を神様に献げ、神様の御名をほめたたえ、神様の御声を聞く時間であります。
さあ、私たちの賛美のいけにえを喜びをもって主にささげましょう。
賛美①:今日まで守られ
https://www.youtube.com/watch?v=VDxYOog2O70
賛美②:まことの聖所へ
https://www.youtube.com/watch?v=_207BS8nWSs
●使徒信条
我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。
我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。
主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、
十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、
天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり。
かしこより来りて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。
我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、
永遠の生命を信ず。アーメン。
賛美③:慕い求めます (8月の歌)
https://www.youtube.com/watch?v=ofFHpYHlwpI
賛美④:主の宮
https://www.youtube.com/watch?v=UlGwD10RZc8
●十戒
あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。
あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。それらを拝んではならない。 それらに仕えてはならない。
あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。
安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。
あなたの父と母を敬え。
殺してはならない。
姦淫してはならない。
盗んではならない。
あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。
あなたの隣人の家を欲しがってはならない。
讃美⑤:主の足もとに
https://www.youtube.com/watch?v=HooSrKQM5PQ
【YOUTUBE配信開始】
今日は小笠原彩神学生に来ていただいています。メッセージの前に、彼女の救いの体験談をしていただきましょう。では、小笠原彩神学生、よろしくお願いいたします。
★証し(救いの体験談):小笠原彩神学生
小笠原彩神学生、ありがとうございます。クリスチャンのご家庭に育っていようが、またクリスチャンではないご家庭に育っていようが、個人的にイエス様と出会い、イエス様を自身の主、あるじとして受け入れることこそが、主のご計画のうちにあります。クリスチャンのご家庭に生まれ、クリスチャンになれば、信仰の継承ということになり、ご家族のうち、初めてクリスチャンになれば、信仰の初穂ということになるのでしょうが、神様にとっては、ひょっとすれば、そんなことはどうでも良いことなのかもしれません。なぜなら、天のお父様は、私たち個人個人に対して、イエス様を通して、親しく交わりを持ちたいと願っておられるからです。小笠原彩神学生が神学校に行きたいと思わされ、今神学生として学ばれておられるのも、神様のご計画のうちにあります。今日は、そのこと、神様のご計画について、メッセージの中で、導いていただきます。
2022年8月28日 主日礼拝メッセージ
神様からのメッセージの前に2022年の年間聖句をいっしょに唱えましょう。
ローマ人への手紙12章1b-2節(新改訳聖書2017)
●「あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分をかえていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。」
●聖書拝読:創世記27章(新改訳聖書)今日は27章が少し長いために、父イサクがヤコブを祝福するところ、26節から、父イサクがエサウに言い渡したところ、40節までだけをお読みします。
中心聖句:
「イサクは答えてエサウに言った。『ああ、私は彼をおまえの主とし、彼のすべての兄弟をしもべとして彼に与えた。また穀物と新しいぶどう酒で彼を養うようにした。それで、わが子よ。おまえのために、私はいった何ができようか。」(37)
メッセージ主題:『主のご計画はすべてにまさる』
改めまして、こんばんは。そして、お帰りなさい。
できるだけ、主の言葉に耳を傾け、聞きながら黙想してみてください。「聞く」ということを大切にしてみましょう。主が皆さんおひとりおひとりにお語り下さることを期待しましょう。
●メッセージ
ヤコブは、父イサクに近寄って口づけをし、長男のエサウが受けるはずであった祝福を父イサクから得ました。28節●「神がおまえに、天の露と地の肥沃、豊かな穀物と新しいぶどう酒をお与えになるように。」飢饉がときどきあった地域でもありましたから、農作物が毎年豊かに実ることを、また、それによって家畜も増え、民が繁栄することを祈りました。また、29節●「国々の民はおまえに仕え、国民はおまえを伏し拝み、おまえは兄弟たちの主となり、おまえの母の子らがおまえを伏し拝むように。おまえをのろう者はのろわれ、おまえを祝福する者は祝福されるように。」と、国内外での統率を祈っています。この29節を聞いて思い出すのは、アブラハムがまだ、アブラムであって、生まれ故郷ウルからでて、カナンの地を目ざした途中のハランに移り住んだときに、神がアブラムに仰せになったことばであります。12章1節~3節●「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」イサクは、父アブラハムが神からうけたお告げをそのまま、息子ヤコブに授け祈ったとも考えられます。つまり、祝福の世襲が行なわれたのであります。
しかし、ここで、ふと私は疑問に思うのであります。ヤコブは、こそくにも嘘をついて、エサウになりすまし、父イサクの祝福を、エサウから奪い取ってしまいました。偽りによる祝福は無効ではないのかと思うのであります。義である神は、ウソが大嫌いなはず。しかし、神はイサクの口を通して、33節の最後に●「私はみな食べて、彼を祝福してしまった。それゆえ、彼は祝福されよう。」と告げています。イサクは思い出したのではないでしょうか。愛する妻リベカが身ごもった時に、主がリベカに仰せになられたことを。25章23節●「二つの国があなたの胎内にあり、二つの国民があなたから分かれ出る。一つの国民は他の国民より強く、兄が弟に仕える。」イサクは慣習に従って、兄エサウを跡継ぎとしようと心に決めていました。神のリベカに告げられたことをあまり気に留めなかったのかもしれません。しかし、この時、ようやく神がリベカに告げたひと言「兄が弟に仕える」ということが、成就し、ヤコブの行動も神のご計画のうちにあることであったと、イサクは悟ったのであります。ですから、39節でイサクは息子エサウに次のように述べました。●「見よ。おまえの住む所では、地は肥えることなく、上から天の露もない。おまえはおのれの剣によって生き、おまえの弟に仕えることになる。おまえが奮い立つならば、おまえは彼のくびきを自分の首から解き捨てるであろう。」神のご計画がすべてに優先され、自分の長男エサウを跡取りにするという思惑は消え去るか後回しになることを、目の当たりにし、神に従順なるイサクは、先ほどのようにエサウに引導を渡したのです。
さて、一方リベカは、身ごもった時の「兄が弟に仕える」という神の仰せのこともあり、武骨物で毛むくじゃらの兄エサウより、繊細な弟ヤコブを愛していたのでしょう。もちろん、リベカにとってはエサウもヤコブも自分の腹を痛めた子ですから、両方とも可愛い。45節●「兄さんの怒りがおさまり、あなたが兄さんにしたことを兄さんが忘れるようになったとき、私は使いをやり、あなたをそこから呼び戻しましょう。一日のうちに、あなたがたふたりを失うことなど、どうして私にできましょう。」エサウが怒りにまかせて、ヤコブを殺せば、エサウも弟殺しの罪に問われ、死罪。そうならないように、ヤコブをリベカの兄のラバンのところに逃がすのです。しかし、ヤコブを偏愛してしまったことには変わりありません。そこで、こうは考えられないでしょうか。リベカのヤコブに対する偏愛も、神のご計画を成就させるためのものであり、神はリベカを通して、「兄が弟に仕える」という方向にヤコブを導いたと。
しかし、神のご計画はこれで終わりではありません。ヤコブを母リベカの兄ラバンのもとへやり、そこで、ヤコブに「忍耐」と「仕える」ということを学ばせます。ヤコブを一回りも二回りも大きくし、イスラエル「神は争われる、神の王子」という名を与えられるためにです。
さて、私たちは、今日、神のご計画はすべてに優先されることを見てきました。それは、私たちにも言えることではありますが、私たちには神のご計画が告げられていないことが多いはずです。私たちには、自分の思いなのか、神の御思いなのかが分からないこと多々あります。いえ、分からないことだらけです。では、どのようにして、私たちは神のご計画に沿うことができるのでしょうか。いえ、「神のご計画に沿うことができる」と言った時点ですでにアウト・傲慢かもしれませんね。「神のご計画に私たちを入れてくださる」には、私たちは心を尽くして神を愛する、神と本音で会話するしかないのかもしれないと、私などは思うのであります。パウロはローマ人への手紙8章28節で次のように説いています。●「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」これは、私たちに今起こっている、また起ころうとしているすべてのことが、私たちにとって短期的な益となるということではなく、長期的な益のために、神はその状況を好転させることがおできになる。そして、それは私たちの個人的な世的な幸せのためではなく、神はご自身のご計画を成就するために働かれているのであるということです。その計画とは、神を愛する者、すなわちイエス・キリストを主とする私たちが、キリストの似姿に変えられ、天の御国での永遠のいのちを得、平安と喜びに満たされるということです。私たちの心の内にお住まいくださる聖霊様が私たちに働きかけ、私たちを整えてくださるのです。私たちがキリストの似姿に変えられる、それこそが、主の栄光を現わすということでもあります。
ヤコブは、「兄が弟に仕える」ということを約束された者ですが、結局は、「人に仕え、神に仕える」ということを学んだ人でありました。そして、私たちの主イエス・キリストも同じであります。イエス様はおっしゃいます。マルコの福音書10章43節~45節●「あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、みなに仕える者となりなさい。あなたがたの間で人の先に立ちたいと思う者は、みなしもべになりなさい。人の子が来たのも、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです。」キリストの似姿に変えられるのが、主の栄光を現わすことであるとするならば、またそれが神のご計画であるとするならば、私たちの思いとは別に、「神を愛し、人に仕え、神に仕える」ことではないでしょうか。「主のご計画こそがすべてにまさる」、そのことを覚えたいと思います。
さて、今日も、天国長屋の八さんと熊さんにご登場いただきましょう。
八さん、熊さん、よろしくお願いいたします。
―――――
八: 「神様のご計画こそがすべてにまさる」ちゅうことはなにかい、イサクはんも
エサウはんも、ヤコブはんもリベカはんも、み~んな、神様に操られていた
ちゅうことか?
熊: 操られてるちゅうことじゃないやろなぁ。操り人形みたいに手足全部に糸がついていて、
操られているちゅう感じやのうて、、、
たとえば犬の散歩に使うリードみたいなもんかもな。
八: リードゆうたら、あれやなぁ、伸びたち縮んだりして、案外自由に歩けたりするけど、
危ない時には、その危険を回避させるような紐やな。
熊: まあ、そうやな。イエス様がわてらをリードにつないで散歩しているわけやないんやけど、
まあ、ガイドしてくださってるんやな。
八: そんで、神様のご計画ちゅうのは、わてらの救い、永遠のいのちを与えるちゅうことか?
熊: 若さん、前に言うてはったやろ。神様はアダムはんとエバはんとお造りになったときの
エデンの園のときのように、わてらと親しく会話し、またわてらは賛美をもって神様を
あがめる。永遠にな。
八: 若さん、「神に仕える」とも言ってはったやろ。
熊: 「神に仕える」ちゅうのは、「神様を賛美をもってあがめる」ちゅうこととちゃうかな。
八: じゃあ、「神を愛する」ちゅうのと同じようなことかも。
熊: まあ、「神様を愛する」ちゅうことは、神様を完全に信頼するちゅうことやし、
神様に常に思いを寄せるちゅうことでもあるやろなぁ。
八: わてにとって「神様を愛する」ちゅうのは、神様の喜びが、わての喜びとなる、
せやから、神様の喜ぶことやったら、なんでもしたい。
熊: それも、結局は、「神様に仕える」ちゅうことやないか。
八: そういうことになるんかな。若さん、今日は短くしときましたさかいな。
―――――
八さん、熊さん、ありがとうございます。「主のご計画こそがすべてにまさる」を黙想していただき感謝いたします。私たちには、短期的な主のご計画は分からないことが多いですが、長期的な主のご計画は、私たちイエス・キリストを信じる者にとって、かならず益となるものであることを知っています。どうか、日々主と会話し、主の御名を賛美し、主を喜んで証しするものとさせていただきましょう。また、主を愛し、愛するがゆえに主の声に耳を傾け、主に仕える者、そして主にある兄弟姉妹にお互いに仕える者、励まし合う者とさせていただきましょう。
では、いつも通り、宣言をしたいと思います。今日の宣言は、主のご計画を覚えつつ、「私は主に仕えます」です。三回宣言します。
「私は主に仕えます」、「私は主に仕えます」、「私は主に喜んで仕えます」アーメン!
黙想をいたします。
黙想の時にお読みするのは、詩篇33篇です。
●黙想:
黙想の前に、イエス様のお言葉をお聞きください。ルカの福音書22章32節。
「しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」
黙想いたします。詩篇33篇。
黙想時の曲
[Vol.25] 魂の安息を与えるCCMピアノ - クリスチャンBGM
https://www.youtube.com/watch?v=WdN8ea63Zb0
●祈り
●主の祈り
天にまします我らの父よ
ねがわくは、御名をあがめさせたまえ
御国を来たらせたえ
御心の天になるごとく
地になさせたまえ
我らの日用の糧(かて)を、今日も与えたまえ
我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく
我らの罪をもゆるしたまえ
我らをこころみにあわせず
悪より救いだしたまえ
国とちからと栄えとは
限りなくなんじのものなればなり
アーメン。
【YOUTUBE配信終了】
賛美⑥:主の教えを喜びとし
https://www.youtube.com/watch?v=9n1wkt166Nc&t=6s
讃美⑦:主の愛に生かされて
https://www.youtube.com/watch?v=CMsi_AxNYn4
●礼拝と献金の感謝の祈り
(小阪チャペルでは、献金は教会に入ってきたときに、感謝と悔いた心をもって捧げます。)
●頌栄:新聖歌63番「父御子御霊の」
https://www.youtube.com/watch?v=0gKUQaaKTqM
●祝祷:民数記6:24-26、2コリント13:13、エペソ3:14-21
●新聖歌59「アーメン」(アーメン)Ⅶ 四唱 MIDI鍵盤によるオルガン演奏
https://www.youtube.com/watch?v=SPZdXDlscT0
●閉会
●連絡
次回の9月4日 午後5時から小阪チャペルにて、主日礼拝。
聖書:創世記28章