ぶどうの木キリスト教会 小阪チャペル
2023.1.15主日礼拝式
(しばらく夕拝だけとさせていただきます。夕拝のあと、軽く愛餐の時をもちます。)
●午後5時開会:ただいまより、2023年1月15日主日礼拝式を始めます。
明けましておめでとうございます。
礼拝は、私たち自身を神様に献げ、神様の御名をほめたたえ、神様の御声を聞く時間であります。
私たちの賛美のいけにえを喜びをもってともに主にささげましょう。
賛美①:みことばなる
https://www.youtube.com/watch?v=v2mChtuJ0K4
賛美②:慕い求めます
https://www.youtube.com/watch?v=6CVvjkNF6as
●使徒信条
我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。
我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。
主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、
十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、
天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり。
かしこより来りて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。
我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、
永遠の生命を信ず。アーメン。
賛美③:いばらの冠 (1月の歌)
https://www.youtube.com/watch?v=f7S7aRLoQ10
賛美④:マジェスティ
https://www.youtube.com/watch?v=Drax9k_0pjg
●十戒
あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。
あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。それらを拝んではならない。 それらに仕えてはならない。
あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。
安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。
あなたの父と母を敬え。
殺してはならない。
姦淫してはならない。
盗んではならない。
あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。
あなたの隣人の家を欲しがってはならない。
賛美⑤:主はあなたを守られる方
https://www.youtube.com/watch?v=IuVF3FMSDFc
【YOUTUBE配信開始】
2023年1月15日 主日礼拝メッセージ
2023年の年間聖句は「山上の説教」マタイの福音書5章3節~10節の8つの幸いです。
いっしょに唱えましょう。(新改訳聖書2017)
第1の幸い(マタイの福音書5章3節)
「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。」
(自分ではどうしようもなく、主の力と知恵を求めるしかないと思っている人)
第2の幸い(マタイの福音書5章4節)
「悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるからです。」
(どうしようもなく罪を犯してしまう、そのことを悲しみ悔いる人)
第3の幸い(マタイの福音書5章5節)
「柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐからです。」
(自分を無力でどうしようもないものだと、へりくだらざるをえない人)
第4の幸い(マタイの福音書5章6節)
「義に飢え渇く者は幸いです。その人たちは満ち足りるからです。」
(自分の中にある罪を憎み、義である主を求める人)
第5の幸い(マタイの福音書5章7節)
「あわれみ深い者は幸いです。その人たちはあわれみを受けるからです。」
(主を知ることで、憐みをおぼえ、主のように、他の人に憐れみをかける人)
第6の幸い(マタイの福音書5章8節)
「心のきよい者は幸いです。その人たちは神をみるからです。」
(悔い改めを通して、主に聖くしていただけると信じる人)
第7の幸い(マタイの福音書5章9節)
「平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるからです。」
(神との関係を、創造主と創造物の関係に、修復された、主の証し人)
第8の幸い(マタイの福音書5章10節)
「義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。」
(信仰に堅く立ち、この世と調子を合わさない人)
神様からのメッセージの前に礼拝の心構えの聖句をいっしょに唱えましょう。
ローマ人への手紙12章1b-2節(新改訳聖書2017)
●「あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分をかえていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。」
●聖書拝読:創世記45章(新改訳聖書)
中心聖句:
「家財に未練を残してはならない。エジプト全土の最良の物は、あなたがたのものだから。」(20)
メッセージ主題:『前を向く』
改めまして、こんばんは。そして、お帰りなさい。
できるだけ、主の言葉に耳を傾け、聞きながら黙想してみてください。「聞く」ということを大切にしてみましょう。主が皆さんおひとりおひとりにお語り下さることを期待しましょう。
●メッセージ
(中略:ホームページ、およびFB「ぶどうの木キリスト教会」に記載)
45章では、ついにエジプトの監督官ヨセフが、20年前に兄たち売られた弟ヨセフであることを告白します。そして、兄たちに、この飢饉があと5年続くことを告げ、父ヤコブを伴って、ヨセフの用意したエジプト・ゴシェンに移住することを勧めます。同時に、そのことがパロの耳に入り、パロは、ヤコブ一家を最高のもてなしで、エジプトに迎え入れるよう、ヨセフに告げます。兄たちは、カナンの地にもどって、父ヤコブにそのことを話し、ヤコブはヨセフのもとに行くことを決意します。これが、45章のあらましです。
今回、私たちは、エジプトの王パロがヨセフに指示した言葉に注目したいと思います。17節から20節です。お読みします。●「あなたの兄弟たちに言いなさい。『こうしなさい。あなたがたの家畜に荷を積んで、すぐカナンの地へ行き、あなたがたの父と家族とを連れて、私のもとへ来なさい。私はあなたがたにエジプトの最良の地を与え、地の最も良い物を食べさせる。』あなたは命じなさい。『こうしなさい。子どもたちを妻たちのために、エジプトの地から車を持って行き、あなたがたの父を乗せて来なさい。家財に未練を残してはならない。エジプト全土の最良の物は、あなたがたのものだから』と。」
どこか、イエス様のたとえ話、「放蕩息子」の最後の方のシーンに似ていませんでしょうか。ボロボロの服で無一文、父のもとに帰って行くところで、父親は彼を見つけ、走り寄って息子を抱き、しもべたちに次のように言いました。●「急いで一番良い着物を持って来て、その子に着せなさい。それから、手に指輪をはめさせ、足にくつをはかせなさい。そして肥えた子牛を引いて来てほふりなさい。食べて祝おうではないか。その息子は、死んでいたのが生き返り、いなくなっていたのが見つかったのだから。」父のもとに帰ること、主の導きに従うことこそが最良の方法であることをイエス様はおっしゃっておられます。
ヨセフが、パロにどのぐらい彼の家族のことを話していたのかは分かりませんが、もし家族のことを知っていたなら、とっくの昔に、ヨセフに家族を呼びなさいと申し出たことでしょう。今回、恐らくヨセフの家族のことを聞き、パロは大喜びで彼の家族を迎え入れる準備をさせます。そして、ヨセフに、ヨセフの兄弟たちに次のように言いなさいと告げます。●「家財に未練を残してはならない。エジプト全土の最良の物は、あなたがたのものだから。」過去の裕福だった時の家財に未練を残すのではなく、前を向きなさい。あなたがたの前途は明るく、最高のものが待っているのだから、と神は、パロの口を通しておっしゃいます。ここでも、パロを通しての神の導きに従うことこそが最良の道であることが明らかになっています。
思い出してみてください。ソドムとゴモラが主によって滅ぼされる時のことを。御使いは、ロトの家族に告げました。●「いのちがけで逃げなさい。うしろを振り返ってはいけない。この低地のどこででも立ち止まってはならない。山に逃げなさい。さもないと滅ぼされてしまう。」(創世記19:17)しかし、ロトの妻は、ソドムでの暮らしを惜しんだのか、振り返ってしまい、塩の柱になってしまいました。神は、過去の生活が良いものであろうが悪いものであろうが、過去を振り返るのではなく、ある意味過去を切り離して、前を向いて、神に期待し、希望をもって進みなさいと説きます。そのときどきの神の導きこそが、最善なのです。
また、モーセの出エジプトでの40年間の旅を思い出してみてください。神は、昼は雲の柱、夜は火の柱によって、民を導きました。出エジプト記13章21-22節●「主は、昼は、途上の彼らを導くため、雲の柱の中に、夜は、彼らを照らすため、火の柱の中にいて、彼らの前を進まれた。彼らの前を進まれた。彼らが昼も夜も進んで行くためであった。昼はこの雲の柱、夜はこの火の柱が民の前から離れなかった。」神は、モーセの民に、常に、後ろを振り返るな、エジプトの生活を顧みるな、以前の生活の方がよかったと思わず、神に信頼して前を向いて歩めと導かれました。神の導く道こそ最善であることを、何があっても、神に従い続けることを、モーセの民は40年という長い歳月を通して学びました。
神は、聖書を通して、私たちに前を向いて、未来に向かって、未来に希望をたくしつつ、歩みなさいとおっしゃっておられるのだと思うのです。過去の失敗や罪や、はたまた栄華を振り返らそうとする思いは、神以外からでてきているように思えます。もちろん、過去の失敗や成功から学ぶことも大事でしょうが、それは、前進するための学びでしかありません。イエス様は私たちの過去の過ちをご自身の命をもって清算し、私たちが過去にとらわれないようにしてくださいました。それだけではありません。死を克服して、新しい命の希望を与えてくださいました。
それなのに、私たちはどうでしょう。あまりにも過去のことを気にしすぎるといいますか、過去を引きづって生きているといいますか。私なんかもそうです。せっかくイエス様が帳消しにして前向きになりなさいとおっしゃってくださったのにもかかわらず、過去のことでくよくよしたり、情けない思いをしたり、過去のことであえいでいることも多々あります。このようなことでは、イエス様を悲しませるだけだと分かっていながら、それができないでいることもあります。しかし、イエス様はあきらめずに、私に前をむくようにとおっしゃるのです。なぜなら、それしか私たちが主に道をまっすぐに歩むことがないからです。後ろ向きに進んでも、いいことはないのです。思うに、聖書全体を通して、神は、「わたしの方を向いて、前進しなさい」とおっしゃっておられるのです。それが、一番最善の道であると明示されておられるのです。
さて、今日も天国長屋の八さん、熊さんに登場いただきましょう。
八さん、熊さん、よろしくお願いいたします。
―――――
八: たしかに「前を向く」ちゅうのは大事やでな。
「前を向く」ちゅうのは希望をもって進むちゅうことやろ。
熊: そや、希望をもって、期待して、進む。けんどむやみやたらと進まれへんわな。
車を運転するときでも、目的地があるから進める。
まあ、目的地がなくて、ただドライブを楽しむちゅうのもあるけど、
そのときは、ドライビングが目的や。
八: せや、熊のゆう通りや。目的地や目的がないと、何のために一歩を踏み出すかわからん。
熊: そやから、わてらは、計画や目的をたてるんや。前を向こうとするんやから。
八: そやけんど、わてらは、その計画や目的が、正しいと思てしまいがちや。
熊: まって、まって、それって、なんか箴言にもあったよな。
八: ●「人は心に計画を持つ。主はその舌に答えを下さる。人は自分の行いがことごとく
純粋だと思う。しかし、主は人のたましいの値打ちをはかられる。あなたのしようと
することを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。」(16:1-3)
熊: それやそれ、、、、やけど、どんな意味や?
八: なんや、意味も分からんと、相槌うってんのかいな。これは、『人間は、心にいろんな
計画をもつ、けんど、答えは神様にある。人間は自分の計画が正しいと思う。
けんど、神様は、人間の思いをはかられる。計画を神様にゆだねてこそ、すべてよしや』
ちゅうこっちゃ。
熊: なるほどなぁ、同じこと9節でもいってはるな。●「人は心に自分の道を思い巡らす。
しかし、人の歩みを確かなものにするのは主である。」
八: なんや熊もよう知っとるやないか。
熊: 横丁のご隠居はんに教えてもろたとこやからな。
それに、こんなみ言葉も教えてもろたでぇ。
●「神、その道は完全。主のみことばは純粋。主はすべて彼に身を避ける者の盾。」
八: おお、それって、詩篇18篇30節のわての大好きなみ言葉やないかいな。
わてらが、まちがった方向にいかんようにするには、この方法しかあれへんねん。
熊: そやな、そんなこと百も承知や!と言いたいねんけんど、それがでけへんのが、わてらや。
八: そや、さかい、このみ言葉をいっつも握りしめながら生活せなあかんねん。
むかしも今も、みんなそうやって、きたんや。
ダビデはんもおんなじことを繰り返し言ってはる。
●「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。」(詩篇37:5)
熊: せやなぁ。み言葉をにぎりしめる、み言葉に学ぶ、み言葉を心に留める、大事やなぁ。
八: ダビデはんの息子ソロモンはんも、同じ箴言のところでこんなことゆうてはんでぇ。
●「みことばに心を留める者は幸いを見つける。主に拠り頼む者は幸いである。」(16:20)
熊: わてらは、若さんがゆうてたように、過去を振り返って、くよくよする必要はあれへん。
わてらが前を向くために、イエス様が十字架におかかりくださったんやから。
けんど、前を向いて歩みはじめるためには、確信が必要や。その確信はみ言葉からくる。
そして、イエス様に自分の計画や目的をゆだねる、その事が大切なんやなぁ。
けんど、「ゆだねる」ちゅうことがなかなか分らんし、でけん。
八: そや、そやから、いっつも自分に問い直さなあかんわな。
★わてらの計画が、主に喜ばれるものなのか。主の栄光を現わすものなのか。
★主に喜ばれる計画をたてたとして、その思いをそのまま持ち続けてるのか。
★途中で、何度も、主の道からそれてないかどうか。
熊: それができたら苦労せえへんねんけどな。いっも、祈ってチェックせなあかん
ちゅうこっちゃな。
八: そやな。簡単な事やあれへんけど、わてらにはイエス様がついとる。
わてらの内にいはる聖霊様がかならず、導いて下さる。そう信じて前を向いて歩まんと
あかん。わてらには、希望があるんやさかい。なぁ、若さん。
―――――
八さん、熊さん、ありがとうございます。前を向いて歩むということは、希望をもって歩むということですね。ヤコブ一家も希望をもって、ヨセフの待つエジプトへ入ったことでしょう。日々日々、古い自分をすてて、新しい自分として、主とともに歩ませていただく、これこそが、この地上において生活する上での最高の恵み、最高の幸せではないでしょうか。
では、いつもの通り、宣言をしたいと思います。今日の宣言は、私たちの希望となってくださった、イエス・キリストに感謝しつつ、過去を悔んだり、うらやましがったりするのではなく、前を向いて進んでいくために、「希望をもって歩みます」です。では、三回宣言しましょう。
「希望をもって歩みます」、「希望をもって歩みます」、「希望をもって歩みます」アーメン!
黙想をいたします。
黙想の時にお読みするのは、詩篇40篇です。
●黙想:
黙想の前に、イエス様のお言葉をお聞きください。マタイの福音書7章13-14節。
「狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこから入っていく者が多いのです。いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。」
黙想いたします。詩篇40篇。
黙想時の曲
⑥[Vol.25] 魂の安息を与えるCCMピアノ - クリスチャンBGM
https://www.youtube.com/watch?v=WdN8ea63Zb0
●祈り
●主の祈り
天にまします我らの父よ
ねがわくは、御名をあがめさせたまえ
御国を来たらせたえ
御心の天になるごとく
地になさせたまえ
我らの日用の糧(かて)を、今日も与えたまえ
我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく
我らの罪をもゆるしたまえ
我らをこころみにあわせず
悪より救いだしたまえ
国とちからと栄えとは
限りなくなんじのものなればなり
アーメン。
【YOUTUBE配信終了】
賛美⑦:希望の歌
https://www.youtube.com/watch?v=sgYgHSJP-q8
賛美⑧:主イエスと歩く道
https://www.youtube.com/watch?v=VtMNoIIYjVM
●礼拝の感謝の祈り
(小阪チャペルでは、献げものは教会に入ってきたときに、感謝と悔いた心をもって捧げます。)
●頌栄:新聖歌63番「父御子御霊の」
https://www.youtube.com/watch?v=0gKUQaaKTqM
●祝祷:民数記6:24-26、2コリント13:13、エペソ3:14-21
●新聖歌59「アーメン」(アーメン)Ⅶ 四唱 MIDI鍵盤によるオルガン演奏
https://www.youtube.com/watch?v=SPZdXDlscT0
●閉会
●連絡
次回の1月15日 午後5時から小阪チャペルにて、主日礼拝。
聖書:
「ぶどうの木キリスト教会小阪チャペル」ホームページ
https://vinechristchurch.jimdofree.com/