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メッセージ主題:『敬虔:主に従う』

ぶどうの木キリスト教会 小阪チャペル

2023.2.26主日礼拝式 

(しばらく夕拝だけとさせていただきます。夕拝のあと、軽く愛餐の時をもちます。)

●午後5時開会:ただいまより、2023年2月26日主日礼拝式を始めます。

礼拝は、私たち自身を神様に献げ、神様の御名をほめたたえ、神様の御声を聞く時間であります。

私たちの賛美のいけにえを喜びをもってともに主にささげましょう。

賛美①:なんと素晴らしい

https://www.youtube.com/watch?v=8BUOZ20-IdU

賛美②:あがめます

https://www.youtube.com/watch?v=w7kxs7rFbWI

●使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。

主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、

十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、

天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり。

かしこより来りて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。

我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、

永遠の生命を信ず。アーメン。

賛美③:わが魂の羊飼い (2月の歌)

https://www.youtube.com/watch?v=SUSg_GEgJCA

賛美④:生ける限り主を

https://www.youtube.com/watch?v=r-M4O5Xr0Kc

●十戒

あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。

あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。それらを拝んではならない。    それらに仕えてはならない。

あなたは、あなたの神、主の御名を、みだりに唱えてはならない。

安息日を覚えて、これを聖なる日とせよ。

あなたの父と母を敬え。

殺してはならない。

姦淫してはならない。

盗んではならない。

あなたの隣人に対し、偽りの証言をしてはならない。

あなたの隣人の家を欲しがってはならない。

賛美⑤:血潮により

https://www.youtube.com/watch?v=QwJnzuooAl4

【YOUTUBE配信開始】

2023年2月26日 主日礼拝メッセージ

2023年の年間聖句は「山上の説教」マタイの福音書5章3節~10節の8つの幸いです。

いっしょに唱えましょう。(新改訳聖書2017)

第1の幸い(マタイの福音書5章3節)

「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。」

(自分ではどうしようもなく、主の力と知恵を求めるしかないと思っている人)

第2の幸い(マタイの福音書5章4節)

「悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるからです。」

(どうしようもなく罪を犯してしまう、そのことを悲しみ悔いる人)

第3の幸い(マタイの福音書5章5節)

「柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐからです。」

(自分を無力でどうしようもないものだと、へりくだらざるをえない人)

第4の幸い(マタイの福音書5章6節)

「義に飢え渇く者は幸いです。その人たちは満ち足りるからです。」

(自分の中にある罪を憎み、義である主を求める人)

第5の幸い(マタイの福音書5章7節)

「あわれみ深い者は幸いです。その人たちはあわれみを受けるからです。」

(主を知ることで、憐みをおぼえ、主のように、他の人に憐れみをかける人)

第6の幸い(マタイの福音書5章8節)

「心のきよい者は幸いです。その人たちは神をみるからです。」

(悔い改めを通して、主に聖くしていただけると信じる人)

第7の幸い(マタイの福音書5章9節)

「平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるからです。」

(神との関係を、創造主と創造物の関係に、修復された、主の証し人)

第8の幸い(マタイの福音書5章10節)

「義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。」

(信仰に堅く立ち、この世と調子を合わさない人)

神様からのメッセージの前に礼拝の心構えの聖句をいっしょに唱えましょう。

ローマ人への手紙12章1b-2節(新改訳聖書2017)

●「あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分をかえていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。」

●聖書拝読:ルカの福音書1章(新改訳聖書)

中心聖句:

「マリヤは言った。『ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。』こうして御使いは彼女から去って行った。」(38)

メッセージ主題:『敬虔:主に従う』

改めまして、こんばんは。そして、お帰りなさい。

できるだけ、主の言葉に耳を傾け、聞きながら黙想してみてください。「聞く」ということを大切にしてみましょう。主が皆さんおひとりおひとりにお語り下さることを期待しましょう。

●メッセージ

(中略:ホームページ、およびFB「ぶどうの木キリスト教会」に記載)

さて、今日から新約聖書、「ルカの福音書」に入ります。ここでも、1章ずつ進んで行きます。

「ルカの福音書」の推定著者は、ルカとされていて、ルカの福音書の後に学ぶ、「使徒の働き」と同じ著者であります。新約聖書の各書の著者が、ほとんどユダヤ人なのに対して、ルカはアンテオケの出身で、医者であり画家であり、パウロの親友で、同労者でもありました。

私がこの度、「ルカの福音書」と後に「使徒の働き」とを、講解説教の題材に選びましたのは、漠然としていますが、ルカになんとなく親近感を覚えての事です。ルカは、ユダヤ人ではなく、またキリストの生涯についての目撃者でもありませんでした。パウロと行動を共にしていて、かつ、「ルカの福音書」と「使徒の働き」を執筆するにあたって、ユダヤ人でないがゆえに、いろいろと調べ、インタビューも行っていたようで、イエス・キリストを信じる者でありながら、客観的に記述している点です。「ルカの福音書」は、マタイやマルコの福音書に含まれるエピソードを含んでいて、この3つの福音書を、共観書簡と呼ばれています。イエス・キリストの問答集のようなものが、当時存在したとも考えられていて、それをもとに福音書は書かれているのではとも推測されています。ヨハネの福音書は、共観書簡とは、離れた位置にあります。

さて、前置きは、このぐらいにして、み言葉を味わい、黙想していきましょう。

ルカの福音書1章では、4つの大きな話題からなっています。1つ目は、祭司職であったザカリヤとその妻には子どもがなく、そこに御使いが現れ、二人の間に男の子が生まれ、名前をヨハネとつけるように告げます。しかし、ザカリヤは、不信により、ヨハネが生まれるまで、ものが言えなくなります。

2つ目の話題は、御使いによるマリヤの受胎告知です。ガリラヤのナザレに住む、処女マリヤは、ダビデの家系のヨセフという人のいいなずけです。御使いはそのマリヤに臨んで、聖霊によって処女でありながら身ごもること、そしてその男の子の名前をイエスとすることを、マリヤに伝えます。

3つ目は、そのマリヤが、親戚のエリザベツのところに行き、お互いの状況を伝え合い、マリヤはマリヤ賛歌とよばれる、主に対する個人的な感謝の賛美をささげます。マリヤの賛歌は、別名マグニフィカトとも呼ばれています。

そして、4つ目は、ザカリヤとエリザベツの息子ヨハネの誕生と、ザカリヤの預言です。ザカリヤは口がきけなくなっていて、板書で、その子の名前を、御使いの告げた通り「ヨハネ」と伝えます。その瞬間、ザカリヤはものが言えるようになり、聖霊に満たされて、預言をします。

この4つの大きな話題、ひとつひとつからも神様のメッセージを取り次ぐことは可能かもしれませんが、今日は、マリヤの主に対する従順を学びたいと思います。

マリヤは、処女であるのに、イエスと名付けられる男の子を産むと告げられます。マリヤは最初、反論しますが、御使いに「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。御覧なさい。あなたの親類のエリザベツも、あの年になって男の子を宿しています。不妊の女といわれていた人なのに、今はもう6か月です。神にとって不可能なことは一つもありません。」(35-37)と告げられ、マリヤは神を恐れます。ひょっとすれば、マリヤは、その時、旧約聖書のアブラハムとサラとの老齢になっての息子イサクの誕生、神の約束を思い出して、おののいていたかもしれません。「平凡なわたしが、神の御子を産む?ありえない」

しかし、ある意味、マリヤは、おそらく葛藤の末、観念します。白旗をあげて、神にひれ伏します。

●「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」

神はわたしたちを、わたしたちが想像する以上にはるかに愛してくださっています。

主はエレミヤを通して、次のようにおっしゃいます。●「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。――主の御告げ。――それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」(29:11)

神はわたしたちに将来と希望をあたえる計画をしっかりとお持ちです。神は私たちが、その神のご計画を信じ切れるかどうか、ある意味試されておられます。神は、ご自身に従順をつくすことを期待しておられます。私たちは、神のご計画が分からないがゆえに、いろいろと悩みます。しかし、そのことも克服して、神の愛を信じ切ることが大切です。そして、克服のためには、私たちには聖霊様の働きが必要です。マリヤは、聖霊様に臨まれて、主にたいして従順になり、「どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」と言い得ました。

聖霊の満たしを祈り願いましょう。

さて、今日も天国長屋の八さん、熊さんにお登場いただきます。

八さん、熊さん、よろしくお願いいたします。

―――――

八: マリヤはんの「お言葉どおりにこの身になりますように」って、なかなか言えへんよ。

そう思えへんか、熊。

熊: わてら、ひごろ、「イエス様いのち」ゆうてるけど、神様の道が一番やゆうことも

わかってるつもりやけど、どうしても、自分の気持ちが先だってしまう。

んで、また輪をかけて悪いのは、その自分の気持ちが神の御計画や、

なんて高ぶってしまう。もう、始末にわるいわ。

八: ほんまやなぁ。モーセはんも、ぎょうさんの人といっしょにエジプトを出たけど、

約束の地カナンにつくまでには、なんと40年かかりはった。

熊: 昼は雲の柱、そして夜は火の柱で、モーセはんの民を導きはった。

出エジプト記13章22節では、●「昼はこの雲の柱、夜はこの火の柱が民の前から

離れなかった。」と書いてある。モーセはんの民を守り導いてはったんやなぁ。

八: そこやがな。モーセはんの民は、神を先頭にして、神に従ごうとした。

けんど、40年もかかりはったんや、約束の地に着くのに。

それだけ、人間は、神さまに従ごうとして、従いきれへん、

神様やのうて自分の気持ちが優先してしまうんや。

熊: さしずめ、モーセはんの民の40年の旅は、わてらの信仰の旅と同じやな。

八: 熊の言うとおりや。モーセはんの民は、罪まみれのエジプトでの生活を後にして、

旅立ちはった。わてらも、イエス・キリストを信じますと告白して、

罪まみれの生活を後にして、新しい人生を歩み始めた。

熊: ところがどっこい、肉の思い、罪を犯してしまう性質が残ってるわてらは、

イエス様に従ごうとしても、従いきれん、先頭にいらっしゃるイエス様を

見ているつもりが、いつのまにかよそ見しよる。

八: モーセはんの民と同じや。モーセはんの民も近道である海岸沿いのルートを取らんと、

ぐるーっと遠回りした。まあ、あれは海岸沿いにおるペリシテの軍勢を避けるため

らしいけどな。けんど、神様の天の軍勢が加勢してくれはるんやったら、

ペリシテの軍勢を恐れる必要はなかったかもしれん。

しかし、神はわざわざ、モーセはんの民に遠回りさせた。

熊: それは、エジプトでの奴隷の身分やったから、ペリシテの軍勢と戦う準備が

できてへんかったということもあるやろうし、神様の天の軍勢の加勢を信じきれへん、

まだまだ民にそこまでの信仰がなかったちゅうことなんやろ。

それを神様はお見通しやったちゅうことなんやろなぁ。

八: せやなぁ、モーセはんがシナイ山に登っていきはった留守中に、

民は、金の子牛像をつくって、偶像礼拝してしまいはった。

いわゆる、「金の子牛像事件」やな。あの事件によって、モーセはんにつく民と、

モーセはんに不満をもつ民とが明確になってしもた。

熊: そんで、神は、偶像礼拝した民をお打ちになった。

神は、モーセはんを通して、神に従う民をふるいにかけはったんやな。

八: そんじゃ、なにか。わてらもふるいにかけられるかもしれんちゅうことかいな。

熊: 神様はわてらの心をみはる。わてらが、口先だけで、「イエス様を信じます」と

いうてんのか、「心の底から、イエス様を信じる、信じようとしてんのか」

ちゃんと見極めはんねんやろな。ほら、イエス様おっしゃったやないかいな。●「わたしに向かって、『主よ、主よ』と言う者がみな天の御国に入るのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。」(マタイ7:21)

八: ああ、あれなぁ。口先ばっかりの信仰者はあかんちゅうこっちゃな。

けんど「父のみこころを行う者」って、いったいどんなことをしたらええねん。

熊: そりゃぁ、神様と隣人を誠心誠意愛する、大切に思うちゅうことなんやろな。

八: 「誠心誠意愛する」、それも、なかなか分かりにくいでぇ。

熊: そやから、イエス様は、その前の12節で、黄金律を出しはったやないか。

八: 黄金律?ああ、「何事でも、自分にしてもらいたいことは、

ほかのひとにもそのようにしなさい。」ちゅうやつやなぁ。

熊: 神様と人が喜ぶことをする、それが愛することの一つなんや、とわては思うでぇ。

八: モーセはんの民は、みんな代替わりをして、約束の地カナンに到着した。

あのモーセはんでもカナンの地を踏めなかった。神様のさばきはきびしいなぁ。

熊: 神様のきびしさは、今でも変わってへん。罪に対してはきびしい。

けんど、そこにイエス様が仲裁してくださるんや。

八: そやけど、イエス様かて、口先だけの「主よ、主よ」はあかんて言いはる。

信仰にあぐらかいたらあかんちゅうこっちゃな。

熊: あぐらをかかんためには、聖霊様に満たされることが一番や、

わてらの努力は大したことあらへん。けんど、努力するな、ちゅうことやあれへんでぇ。

精一杯、主を賛美し、主に感謝をささげ、それでいて聖霊様に身をゆだねる、

このが一番なんやろな。

八: 若さん、マリヤはんの主に対する従順は、なかなか真似できまへんけど、せいっぱい、

イエス様に喜んでもらえるよう、主に賛美と感謝をささげさせていただきます。

―――――

八さん、熊さん、ありがとうございます。そうですね、主への従順は、主のみこころが分かってこそ従えるというものです。主のみこころがどこにあるのか分からない時、はっきりしない時は、精一杯、主に感謝と賛美をささげるほかないでしょうね。主に感謝と賛美をささげるとき、私たちは、聖霊様に満たされることになるでしょう。そして、聖霊様に満たされるとき、私たちは知らず知らずのうちに、主のみこころを行っていることでしょう。

では、いつもの通り、宣言をしたいと思います。今日の宣言は、主に感謝と賛美を心からささげるときに、聖霊様に満たされると信じて、「聖霊の満たしを祈ります」と宣言したいと思います。では、三回宣言しましょう。

「聖霊の満たしを祈ります」、「聖霊の満たしを祈ります」、「聖霊の満たしを祈ります」。アーメン!

黙想をいたします。

黙想の時にお読みするのは、詩篇23&100篇です。

●黙想: 

黙想の前に、イエス様のお言葉をお聞きください。ヨハネの福音書6章29節。

「あなたがたが、神が遣わした者を信じるkと、それが神のわざです。」

黙想いたします。詩篇23&100篇。

黙想時の曲

⑥[Vol.25] 魂の安息を与えるCCMピアノ - クリスチャンBGM

https://www.youtube.com/watch?v=WdN8ea63Zb0

●祈り

●主の祈り

天にまします我らの父よ

ねがわくは、御名をあがめさせたまえ

御国を来たらせたえ

御心の天になるごとく

地になさせたまえ

我らの日用の糧(かて)を、今日も与えたまえ

我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく

我らの罪をもゆるしたまえ

我らをこころみにあわせず

悪より救いだしたまえ

国とちからと栄えとは

限りなくなんじのものなればなり

アーメン。

【YOUTUBE配信終了】

賛美⑦:シャウト

https://www.youtube.com/watch?v=BZdsZ7Sm2e8

賛美⑧:詩篇100

https://www.youtube.com/watch?v=7O4BeAEDuaY

●礼拝の感謝の祈り

(小阪チャペルでは、献げものは教会に入ってきたときに、感謝と悔いた心をもって捧げます。)

●頌栄:新聖歌63番「父御子御霊の」

https://www.youtube.com/watch?v=0gKUQaaKTqM

●祝祷:民数記6:24-26、2コリント13:13、エペソ3:14-21

●新聖歌59「アーメン」(アーメン)Ⅶ 四唱 MIDI鍵盤によるオルガン演奏

https://www.youtube.com/watch?v=SPZdXDlscT0

●閉会

●連絡

次回の3月5日 午後5時から小阪チャペルにて、主日礼拝。

聖書: ルカの福音書2章

「ぶどうの木キリスト教会小阪チャペル」ホームページ

https://vinechristchurch.jimdofree.com/