· 

メッセージ主題:『守るべき戒めとは?』

ぶどうの木キリスト教会 小阪チャペル

2023.9.24主日礼拝式 

(しばらく夕拝だけとさせていただきます。夕拝のあと、軽く食事と交わりの時をもちます。7時半ごろ終了。)

●午後5時開会:ただいまより、2023年9月24日主日礼拝式を始めます。

●祈り

角笛

礼拝の心構えの聖句をいっしょに唱えましょう。

ローマ人への手紙12章1b-2節(新改訳聖書2017)

●「あなたがたのからだを、神に喜ばれる、聖なる生きたささげ物として献げなさい。それこそ、あなたがたにふさわしい礼拝です。この世と調子を合わせてはいけません。むしろ、心を新たにすることで、自分をかえていただきなさい。そうすれば、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に喜ばれ、完全であるのかを見分けるようになります。」

続いて

●使徒信条

我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。

我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。

主は聖霊によりてやどり、処女マリヤより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、

十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、

天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり。

かしこより来りて生ける者と死にたる者とを審きたまわん。

我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖徒の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、

永遠の生命を信ず。アーメン。

礼拝は、私たち自身を神様に献げ、神様の御名をほめたたえ、神様の御声を聞く時間であります。

私たちの賛美のいけにえを喜びをもってともに主にささげましょう。

賛美①:主われを愛す

https://www.youtube.com/watch?v=FYptcS91X6M

賛美②:さあ賛美しよう

https://www.youtube.com/watch?v=9w0iSti2k1Y

賛美③:アウェイクジャパン (9月の歌)

https://www.youtube.com/watch?v=jzoUCp84lIs

賛美④:神の家族

https://www.youtube.com/watch?v=B_e3Pc_xJag

賛美⑤:誰も見たことのないことが

https://www.youtube.com/watch?v=Xz1PEfdY4Cw

賛美⑥:主と共に歩む

https://www.youtube.com/watch?v=MVgG3l34ONQ

【YOUTUBE配信開始】

2023年の年間聖句は「山上の説教」マタイの福音書5章3節~10節の8つの幸いです。

いっしょに唱えましょう。(新改訳聖書2017)

第1の幸い(マタイの福音書5章3節)

「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。」

(自分ではどうしようもなく、主の力と知恵を求めるしかないと思っている人)

第2の幸い(マタイの福音書5章4節)

「悲しむ者は幸いです。その人たちは慰められるからです。」

(どうしようもなく罪を犯してしまう、そのことを悲しみ悔いる人)

第3の幸い(マタイの福音書5章5節)

「柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐからです。」

(自分を無力でどうしようもないものだと、へりくだらざるをえない人)

第4の幸い(マタイの福音書5章6節)

「義に飢え渇く者は幸いです。その人たちは満ち足りるからです。」

(自分の中にある罪を憎み、義である主を求める人)

第5の幸い(マタイの福音書5章7節)

「あわれみ深い者は幸いです。その人たちはあわれみを受けるからです。」

(主を知ることで、憐みをおぼえ、主のように、他の人に憐れみをかける人)

第6の幸い(マタイの福音書5章8節)

「心のきよい者は幸いです。その人たちは神をみるからです。」

(悔い改めを通して、主に聖くしていただけると信じる人)

第7の幸い(マタイの福音書5章9節)

「平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるからです。」

(神との関係を、創造主と創造物の関係に、修復された、主の証し人)

第8の幸い(マタイの福音書5章10節)

「義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人たちのものだからです。」

(信仰に堅く立ち、この世と調子を合わさない人)

●2023年9月24日 主日礼拝メッセージ

「使徒の働き」とは

復活のイエス様の働き・聖霊様の働き、信仰の始まりと継承です。

そして、私たちは、次のことを、この「使徒の働き」を通して学びます。

(会衆)

イエス様の復活の確信

神の国の理解

聖霊の満たし

エクレシア(信仰者の集まりと交わり)

●聖書拝読:使徒の働き第7章(新改訳聖書2017)

朗読: 若竹惠子伝道師

中心聖句:

「あなたがたは御使いたちを通して律法を受けたのに、これを守らなかったのです。」(53)

メッセージ主題:『守るべき戒めとは?』

改めまして、こんばんは。そして、お帰りなさい。

できるだけ、主の言葉に耳を傾け、聞きながら黙想してみてください。「聞く」ということを大切にしてみましょう。主が皆さんおひとりおひとりにお語り下さることを期待しましょう。

●メッセージ

(中略:ホームページ、およびFB「ぶどうの木キリスト教会」に記載)

「ナザレ人イエスがこの聖なる神殿をこわし、モーセがユダヤ人に伝えた慣例、つまり律法を変えてしまう」と言ったという容疑で捕えられた、ステパノは、議会において弁明の機会をあたえられた。しかし、ステパノはユダヤ人ならだれでも知っているアブラハムからの歴史を語っていきます。まず、アブラハム契約である、子孫の繁栄の約束をかたり、アブラハムの子どもであるイサク、孫にあたるヤコブを、さらりと流して、そしてひ孫にあたるヨセフが、ユダヤの民を飢餓から救い、エジプトへ移住させたことを強調します。その後、400年が過ぎ、モーセが誕生し、エジプトで奴隷の身分にしいたげられていたユダヤの民をエジプトの束縛から解放し、脱出させ、40年荒野をさまよい、約束の地、カナンの地に導きます。ここで、アブラハム契約が成就します。モーセの時代では、神は荒野での幕屋にいましたが、ダビデやソロモンの時代には、神殿にいました。いえ、逆に言えば、民が神殿に神を閉じ込めてしまったのです。ステパノは、そのことを●「しかし、いと高き方は、手で造った家にはお住みになりません。」と現祭司たちの態度を非難します。そして、そのことを指摘してきた預言者たちも、祭司たちの先祖が迫害し、ステパノの言葉を借りれば、●「あなたがたは、いつも聖霊に逆らっています。あなたがたの先祖たちが逆らったように、あなたがたもそうしているのです」(51)、また、●「正しい方が来られることを前もって告げた人たちを殺しましたが、今はあなたがたが、この正しい方を裏切る者、殺す者となりました。」(52)と祭司たちを非難します。 ステパノは使徒たちもしなかった、祭司たちへの面と向かっての非難をしたがゆえに、石打にあって、殺されました。

ステパノは、イエス様の最後の言葉と同じような言葉を残して死にました。

●「主イエスよ。私の霊をお受けください。」(59)●「主よ。この罪を彼らに負わせないでください。」(60)

ステパノは、イエス様の平安に包まれて、主のもとに帰って行きました。

と、ここまでが、7章のあらましです。

ステパノのこの弁明は、ユダヤの民にとって、青天の霹靂といいますか、今までの律法中心主義の否定です。つまり自分たちのアイデンティティを否定されたのと同じです。人は自身のアイデンティティを徹底的に否定されれば、その否定した相手を憎み、殺人をも犯してしまうかもしれませんし、逆に自暴自棄となって自分自身を抹殺してしまうかもしれません。もし、そうでなくても、ある程度ショックを受けたにちがいありません。

実は、イエス様を実際にお会いしていない、後続の信徒は、ステパノの弁明に、多かれ少なかれ、ショックをうけた、または衝撃的なことではなかったでしょうか。そして、今の私たちも同じではないでしょうか。私たちが初めてイエス様を知った時はどうだったでしょうか。

私に関して言えば、世界の創造は、天照大神であり、死後には輪廻転生であったり、して神道と仏教が入り混じった、薄っぺらな漠然とした宗教観でしかありませんでした。しかし、この世界は神様が愛をもって創造し、人間は最も愛する対象として造られ、しかし、罪が入り、生まれながらに、だれに教わるともなく、嘘をついたり、自己中心であったり、その神様に背を向けて暮らしていた罪を、私たちの身代わりとなって、イエス様が十字架にかかり、三日目に死を克服してよみがえり、イエス様を信じる私たちに永遠のいのちを約束してくださいました。そのことを知らされた時、3つのショックがありました。

1つ目は、自分は今まで何のために生きて来たのか、いや、生かされて来たのか、ただ単に「善い人間になる」ため? そうではなくて、神様に喜んでいただく、神様をあがめる生活をするために生かされているんだということ。

2つ目は、自分の、犯罪とまでは言えない数々の罪、それをすべてひっかぶってくださった方がいらっしゃって、その方は何の罪もないお方であったということ。そして、そのお方が、三日目によみがえったということ。

そして、3つ目は、この世界は、進化論的に偶然の産物ではなく、神様のいろんな設計図で満ち溢れているということです。

私は聖書を通して、世界観がまったく変えられました。

しかし、私は、私の以前の宗教観を否定もされず、ただただイエス様を受け入れ、世界観を変えていただきましたから、単なるショックで終わりましたが、ステパノの時代のエリート宗教者が、無学なステパノに非難されるのですから、怒り心頭、はらわた煮えくりかえり、状態というのは、彼らのプライドはずたずたですので容易に想像できることです。

私たち異邦人は、基本、ユダヤの律法のもとにはいません。ユダヤの律法を気にする必要はありません。しかし、律法の二大柱、●「心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい」(マタイ22:37)と●「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい」(39)とは、旧約時代から面々の流れる基本の戒めであり、これは当然新約時代にも適応されるのです。

イエス様は、ステパノを通して、私たちにもおっしゃっておられるのではないでしょうか。「あなたがたはわたしを通して戒めを受けたのに、これを守らないのですか。」

●「心を尽くし、いのちを尽くし、知性を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい」

●「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい」または、

●「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」(ヨハネ15:12)

さて、天国長屋の八さん熊さん、お二人には、守るべき戒めは、このほかに何かありますか。

―――――

八: ステパノはん、ちょっと攻めすぎたんやなぁ。

「窮鼠猫を嚙む」ちゅうことわざもあるやんか。

熊: なんやねん、その「急に猫拝む」ちゅうて。猫を拝んだら、招き猫みたいに、

商売繫盛ちゅうことか。

八: あほ、「急に猫拝む」とちゃうわ。「窮鼠猫を嚙む」や。ふつうは、ネズミは猫には

太刀打ちでけん。けんど、追い詰められたら、天敵の猫にでも噛みつくちゅうこっちゃ。

やから、なんでも追い詰めたらあかんちゅうこっちゃ。

熊: そうかいな。けんど、トムとジェリーは、いっつも猫のトムがネズミのジェリーに

やられっぱなしやけどな。

八: まあまあ、それは、漫画のはなしや。ネズミが猫をやっつけるからおもろいねんや

ないかいな。話は、ネズミと猫やのうて、ステパノはんや。無学のステパノはんが、

エリートの祭司たちをつかまえて、ぐの音もでえへんぐらいに、言い負かしはった。

使徒のペテロはんでも、そこまで面と向かって言いはれへんかったのに。

せやから石打で死んでしもた。

熊: けんど、このステパノはんの弁舌はすごいなぁ。旧約時代のアブラハム契約を持ち出して、

ヨセフはんのユダヤの民の救済、モーセはんのエジプトからの救出、

そして預言者はんたちが預言していた救い主イエス・キリストはんが登場してきたのに、

木にかけた。聖書は、すべてイエス様を証ししてはったのに、祭司たちはそれを

無視して、殺しはった。「守るべき律法を守ってへんのは、あんたたちや!」

ちゅうって。

八: そやなぁ。あれは、祭司はんたち相当こたえたと思うでぇ。

熊: そんで、若さん、わてらが守るべき戒めって、あのほかにあるか?ちゅうて聞いてたな。

八: ああ、誠心誠意神様を愛し、隣人を自分のように愛し、イエス様のように互いに愛し合い

なさい。そのほかやわな。

熊: なんか「愛」ばっかりやなぁ。まあ神は愛、やし、愛が一番だいじやからなぁ。

ほんでもって、このほかの戒めかいな。

八: わては、●「求めよ、そうすれば与えられます。」(マタイ7:7)やな。

イエス様が約束してくださってるんや。きっぱり言ってくださるんやさかい。

「求めなさい」ちゅうて。

熊: 八、ちょっとまって?それって、戒めか? 戒めちゅうたら、「~するなかれ」みたいな

感じやないんかいな。

八: 何ゆうてんねん。「戒め」ちゅうたら、わてらが幸せな生活を送れるように、

神様がだされはった指示やないかな。「~するなかれ」だけやない。、、、って、

横丁のご隠居はんがゆうてはったわ。

熊: なんや、ご隠居はんの受け売りかいな。けんど、それで「すっきり」したわ。

八: ほんで、熊のはなんや?

熊: それやったら、わては、●「明日のことを思いわずらうな。」(マタイ6:34)

八: あれも、ええ戒めやなぁ。「ケセラセラ、なるようになる」ちゅうか。

熊: いやいや、ちょっと待って、「明日のことを思いわずらうな」ちゅうのは、

「ケセラセラ」とちゃうで。その前にある「まず神の国と神の義を求めなさい」

ちゅうことの裏返しやで。神様のご支配と神様との正しい関係を求める、つまりは、

神様にすべてをゆだねて、神様の声を聞いて進んだら、なんも心配せんでええ、

ちゅうこっちゃ。まるで、羊が羊飼いの声に従うようなもんや。

せやから「ケセラセラ」とちゃうねん。

八: 分かった。分かった。けんど、両方とも、神様とイエス様に信頼するちゅうことには

変わらんわな。なぁ、若さん、そやろ。

―――――

八さん、熊さんありがとうございます。そうですね、神様とイエス様に信頼をおくということが一番です。イエス様もおっしゃいました。●「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。」これが、わたしの幸せのもとです。わたしの一番の戒めです。

ある人が「神を信じる」ことがわからん、っておっしゃいました。私は、「神を信じる」ことは別の言葉で表現すると、「神に期待する、神を当てにする、神を頼りにする」ということに近いと思っています。

さて、今日も、いつもの通り、宣言をいたしましょう。今日の宣言は、「わたしに与えられた戒めを守ります」です。神様は、わたしたちそれぞれに大切な戒めをくださっています。それは、私たちが幸せになるためです。皆さんの大切な戒めは何でしょう。その戒めを想って、三回宣言いたしましょう。

「わたしに与えられた戒めを守ります!」、「わたしに与えられた戒めを守ります!」、「わたしに与えられた戒めを守ります!」。アーメン!

黙想をいたします。

黙想の時にお読みするのは、詩篇40篇です。

●黙想: 

黙想の前に、イエス様のお言葉をお聞きください。ヨハネの福音書10章38節。

「たとえわたしが信じられなくても、わたしのわざを信じなさい。」

黙想いたします。詩篇40篇。

黙想時の曲

⑦[Vol.25] 魂の安息を与えるCCMピアノ - クリスチャンBGM

https://www.youtube.com/watch?v=WdN8ea63Zb0

●祈り

●主の祈り

天にまします我らの父よ

ねがわくは、御名をあがめさせたまえ

御国を来たらせたえ

御心の天になるごとく

地になさせたまえ

我らの日用の糧(かて)を、今日も与えたまえ

我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく

我らの罪をもゆるしたまえ

我らをこころみにあわせず

悪より救いだしたまえ

国とちからと栄えとは

限りなくなんじのものなればなり

アーメン。

【YOUTUBE配信終了】

賛美⑧:主イエスをほめよ

https://www.youtube.com/watch?v=nbez8Dozu2E

賛美⑨:歌いつつ歩まん

https://www.youtube.com/watch?v=YoEewB_n424

●礼拝の感謝の祈り

(小阪チャペルでは、献げものは教会に入ってきたときに、感謝と悔いた心をもって捧げます。)

●頌栄:新聖歌63番「父御子御霊の」

https://www.youtube.com/watch?v=0gKUQaaKTqM

●祝祷:民数記6:24-26、2コリント13:13、エペソ3:14-21

●新聖歌59「アーメン」(アーメン)Ⅶ 四唱 MIDI鍵盤によるオルガン演奏

https://www.youtube.com/watch?v=SPZdXDlscT0

●閉会

●連絡

次回の10月1日 午後5時から小阪チャペルにて、主日礼拝。

聖書: 使徒の働き8章

「ぶどうの木キリスト教会小阪チャペル」ホームページ

https://vinechristchurch.jimdofree.com/