ぶどうの木キリスト教会 小阪チャペル早朝礼拝 2024.12.22
★祈り
★賛美: 『牧人羊を』
★メッセージ: 『けったいや、サタンの試み』
マルコの福音書
1章12-13節
「それからすぐに、御霊はイエスを荒野に追いやられた。イエスは四十日間荒野にいて、サタンの試みを受けられた。イエスは野の獣とともにおられ、御使いたちが仕えていた。」
イエス様は、ヨハネからバプテスマを受け、神からの「あなたはわたしの愛する子。わたしはあなたを喜ぶ」と言う、乱暴に言ってしまえば、『お墨付き』をいただいた。しかし、これは一種の通過儀礼の始まりでありました。神は、イエスを40日間荒野に追いやりました。他の福音書では、四十日四十夜、断食をしたと報告があります。マタイ4:2
●「そして四十日四十夜、断食をし、その後で空腹を覚えられた。」
40日間の断食によって、イエス様にやっとサタンが近づくことができるようになったとも考えられます。マルコの福音書では、ただ単に「サタンの試みを受けられた」とありますが、マタイ書やルカ書ではサタンの試みを詳しく述べています。1つ目の誘惑は、日用の必要を満足させると言うもの、2つ目の誘惑は、神の守りを試すと言うもの、3つ目の誘惑は、権力と栄光を自分のものとすると言うもの。イエス様は、サタンの全ての誘惑をみ言葉によって退けられ、サタンはイエス様から離れて行きました。このことも、通過儀礼の一つであったでしょう。困難を克服し、次のステージに上るのです。イエス様は公に宣教する前、野の獣の中にいながら、御使たちによって守られ、宣教の準備を整えられました。
私たちもレベルの差こそあれ、サタンに常に誘惑を受けています。もちろん、私たちにサタンの誘惑に打ち勝つ力は全くありません。もし、サタンに勝つ力をお持ちだと思われる人がいれば、その人は全くの勘違いをしています。サタンは、イエス様の次に強いのです。私たちは、イエス様、聖霊様の力をかり、御言葉によって、サタンの誘惑を断ち切らないといけないのです。イエス様はそのために、わざわざサタンの試みに遭われ、私たちに打ち勝つ術をお教えくださったのです。
事実、サタンの誘惑は、特にイエス・キリストを信じ頼りにしていない人にとっては、恐ろしく驚異的です。もちろん、私たちクリスチャンにとっても誘惑は同じぐらい驚異的ではありますが。例えば、物欲、金銭欲、支配欲、名誉欲、知識欲、そして生存に関わる食欲、性欲。私たちは、本当に目を覚ましておかなければいけません。
では、そもそもですが、目を覚ましておくためにも、私たちは何をすべきなのでしょうか。
私の心の目を覚ましておくためには、イエス・キリストの十字架と埋葬と復活をいつも思うことです。そして、そのためには、いつも主に感謝を捧げることです。感謝は主への最高の供え物であると信じているからです。祈りも大切です。祈りは力です、知恵です、慰めです、勇気です。しかし、主への感謝は、祈りを導き、喜びを誘発します。
お祈りします。
★賛美: 『主をたたえよ』
★主のいのり
天にまします我らの父よ
ねがわくは、御名をあがめさせたまえ
御国を来たらせたえ
御心の天になるごとく
地になさせたまえ
我らの日用の糧(かて)を、今日も与えたまえ
我らに罪をおかす者を、我らがゆるすごとく
我らの罪をもゆるしたまえ
我らをこころみにあわせず
悪より救いだしたまえ
国とちからと栄えとは
限りなくなんじのものなればなり
アーメン。
★祝祷
交わりと祈りの時
祈りの導き
小阪地域の方が一人でも多くイエス様を知り、受け入れることができますように。
災害にあわれた方の心の痛みが癒されますように。
ひとりで辛い思いをしている人々に寄り添う方が与えられますように。
ひとりひとりのクリスチャンが喜びをもって主の証人としてたてられますように。
すべての礼拝や集会を通して、主の栄光が現れ、主が喜ばれますように。
次回礼拝予定
12月29日7:00~7:30 マルコの福音書1章14-15節
ぶどうの木キリスト教会 小阪チャペル
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東大阪市小阪本町1丁目3−2 2階
近鉄「河内小阪」駅 南口 商店街横の「吉野家」横の路地奥2階
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連絡&問い合わせ:若竹孝行 080-3763-3398 wakatake.takayuki@gmail.com